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CD R .Shutorausu : Koukyou Shi << Eiyuu No Shougai >> Sakuhin 40

R .Shutorausu : Koukyou Shi << Eiyuu No Shougai >> Sakuhin 40

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    森林浴  |  京都府  |  不明  |  26/December/2025

    読響との“松”の評を聞き、LSOとの来日公演のチケットを2枚(展覧会の絵、ブラームス1番 のそれぞれメイン、音響悪きNHKホールであった。)購入。それは、音量の抑制が本質ではなく、すべてのダイナミズムとインパクトは相対的なものであって、絶対音量を上げることでむしろそれらが希薄となることを徹底的に提示された経験であった。その後、NHKFMでの1970年代後半から1982年あたりのSROとのライヴのエアーチェックに没頭した。イベリア、モーツァルト41番、大学祝典序曲、泥棒カササギ序曲、ハイドン104番、ベートヴェンチクルス、そして英雄の生涯、ブラームス4番と、まあ“衝撃”の連続であったことを思い出す。ところが、MPOに移動すると徐々に絶対音量が上がり、着座の指揮とともに遅く、大きな起伏のみ残り、ビブラートが増しフレーズ内の精巧な起伏が失われていった。それに反比例するようにブルックナーの演奏回数が増えた。対位法向きの演奏スタイル。もはや、他の指揮者と同じ土俵に戻ったといってよい。 要は、この指揮者の音楽が孤高であった最良の時期こそSRO時代といえましょう。音量が整理され、研磨されつくした楽器パートによる4曲の構成は、まさに圧倒的。うなり声と喝は、予想どおりの場所で炸裂しているがさほど気にならない。死と変容、英雄の弦パートの緊張感と謳いは尋常ならぬものがある。管の歯切れと刻みは鮮烈で、MPOでは聞けなくなった生命感に満ちている。チェリビダッケとはどんな音楽家だったのか?と問われたら、間違いなくSROとの演奏を聴かせるだろう。その筆頭にこのCDを挙げたい。

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