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Schubert (1797-1828)

CD Octet : Isabelle Faust A-K.Schreiber Waskiewicz Von Der Goltz Munro L.Coppola Zafra Van Der Zwart

Octet : Isabelle Faust A-K.Schreiber Waskiewicz Von Der Goltz Munro L.Coppola Zafra Van Der Zwart

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    まさやん  |  新潟県  |  不明  |  27/February/2021

     初めてこのCDを聞いたときはさらっと聞き流すように聞いたのであまり印象に残らなかったが、今回じっくりと耳を傾けて聞いてみたら、実に良い曲でよい演奏であると思った。ピリオッド楽器のピュアで独特の音色を生かして、イザベラ・ファウストと7人の仲間たちが生き生きと表情豊かに、ダイナミックレンジを広くとって、シューベルトの高級娯楽音楽を楽しく爽やかに聞かせてくれる。終楽章は盛り上がって終わるが、8人の奏者の満足げな顔が思い浮かぶようである。その後、8重奏用に編曲されたトリオ付きメヌエットが2曲演奏されているが、あたかもアンコール曲のような感じである。このCDを聞き終わると、今日は良いコンサートを聞けたなと思えるのは私だけだろうか…。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  24/August/2018

    この曲のディスクでは1987年に録音されたクレーメル以下の面々による盤が長らく決定盤の座を譲らなかったが、ついに世代交代の時が。ヒリオド楽器、特に管楽器の不安定な(もはや「ひなびた」という形容は正しくないだろう)、だがナチュラルな響きが徹頭徹尾、陰影の付与に寄与しているし、ディヴェルティメント的な側面もある曲だが、奏者たちは誰も「気楽に、軽やかに」弾こうとは思っていない。「深く、濃い」表現が徹底して目指されているが、にもかかわらずテンポが遅くならない、終楽章などむしろ速いのは驚くべきことだ。第3楽章スケルツォの強拍ごとにホルンがつけるアクセントなど完全にHIPの感覚だが、オーケストラやアンサンブルもソリストの集合体であり、最初から調和を前提とするのではなく、各パートが存分に自己主張することが大事だというHIPのセンスを全奏者が共有していることが、この演奏のかつてない雄弁さにつながっているのだと思う。イザベル・ファウスト嫌いの私でも、第1ヴァイオリンとクラリネット(ロレンツォ・コッポラ)の巧さには脱帽するしかない。

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  23/June/2018

    喜遊気分を愉しむ曲だから音色は第一義に挙げられる ピリオド楽器によるシューベルトのオクテットは初めて聞いた ホルンが何より個性的で気分を盛り上げる 楽章によっては倦怠を感じなくもないが 曲の性格から言って構えて聴くものではないのだから 何も畏まって一方向を睨んでいる必要もない 当に”ながら聞き”でいいのだ 注文主のフェルディナント伯爵も自分でクラリネットを演奏したのだろうし シューベルトも第二楽章Adagioでは難しくはないがクラリネットが存在感を示せるフレーズを用意して 伯爵にリード役を振っている 現代のコンサート・ピースではない とすれば生活の中で様々な場面で活用すれば好い音楽といえる それでも両端楽章などはちょっと注目して耳傾けたいものだ 奏者の技巧の見せ所でもある ヴァイオリンには名手が用意されていたようだ 機会音楽ではあるが 総じて美しい曲であることに変わりはない 聞かない手はない あなたも如何  

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