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SACD Rattle / Bpo: The Asian Tour 2017-live From Suntory Hall

Rattle / Bpo: The Asian Tour 2017-live From Suntory Hall

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  • ★☆☆☆☆ 

    まここ  |  岐阜県  |  不明  |  08/June/2018

    この来日公演は聴けなかったので期待しつつ聴いたが、長年のBPhファンとしては(80年代前半以降、毎回の日本公演の多くと、本拠地フィルハーモニー(カラヤン時代・アバド時代)での定期公演鑑賞数回、1940年代以降録音の音源大半所有・・)大変残念ながら、好みはさておき、どうしても高い評価は付けられない。。→@このセットは昨今BPhの専任バランスエンジニア?らしきルネ・メラー氏がわざわざ帯同して録音するも、やはり不慣れなホールのためであろうか、SACDに盛り付けるまでもない、もっさりしてキレの無い、さえない録音に終わっている(氏の本拠地での普段の録音は概ね良いと思うが)。Aソウルでの収録映像の酷さ、、定点数ヶ所からの遠景カットのみの映像、傷入りのアクリル板を通したかのような指揮者アップ画像、さらにそもそも基本的画質が数十年前?!レベル、ブルーレイの意味全く無し!!、このソウル収録映像の商品化は通常なら間違いなく不可でしょう(たとえオマケのつもりであったとしても)。B肝心の演奏、ペトルーシュカと、バルトークのユジャ・ワンがかなり良い他はBPhとしては物足りなく、特にオケの看板レパートリーであるはずの「ドンファン」、ブラ4は、もうラトルと16年も組んできたのだから、カラヤンやアバドとは違う何かが聴けると思ったのに、単に普通にとても上手なオケの80点くらいの無難な演奏にしか聞こえない、これでは、もしブラインドリスニングさせられたら、私はもちろんのこと、多くのリスナーの方々もBPhとは言い当てられないのでは・・。あの、音楽が、ホールの空気が沸騰するような、世界中でこのオケだけの、聴き手を圧倒するウルトラハイテンションのムジツィーレンは(演奏中の目つきやボウイング、体の動きなども含めて)もう無くなってしまいつつあるのだろうか・・。。以上、このオケを長年心から愛して聴いてきたからこその、とても残念な評価です・・・。 又、先行レビュー「竹甘さん」のコメントに私も全く同感で(ただし成果ゼロというつもりはなく、パッケージ音源では、ラフマニノフ「鐘」や、ドヴォルザーク交響詩などは大変よかったと)、以下はあくまで私的見解で悪意は全くありませんが、ラトルは大変有能な指揮者でしょうが、彼はほとんどいつも「頭で考えて」演奏するも、心やエモーションをセーブしたままだから、(高い意味での)解放→カタルシスが無いからではないでしょうか?、それは少なくとも、3人の前任者にはあったと私は思います(一語一句は不確かですが、カラヤンが、「指揮者が解放すれば、オケも聴衆も満足する」とかいうように言っていたと記憶します)。 以上、普段レビューはあまり書かないのですが、現在まさに分岐点に立っているBPhの気にかかってしまう現在(こうなったら、ペトレンコに期待するのみ・・)として、書かずにはいられませんでした(なお、某大手通販サイトにも別のハンドルネームでほぼ同様なレビューを書きました)。

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