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CD Alexander Melnikov : Four Pieces Four Pianos -Schubert, Chopin, Liszt, Stravinsky

Alexander Melnikov : Four Pieces Four Pianos -Schubert, Chopin, Liszt, Stravinsky

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  28/December/2018

    各々の楽曲が作られた時期に近い頃の楽器で弾くという企画にまずは座布団一枚、いや五枚。でも企画だけで演奏が面白くなかったら意味がないのだけれど、メルニコフの技と知性は万全というか感服の他ない。「さすらい人」では三楽章の表題歌曲の旋律が、この古楽器ならではのうらぶれた低音によって、「冬の旅」の終曲(ライエルマン)を連想させないではおかない。しかし他の楽章のダイナミズムやスケールにも欠けた所はない。エラールのメロウな音で弾かれたショパンは作品25だけだが(ソコロフには8だけというのがあった)、これも実に見事な演奏。メルニコフのショパンをもっと聞いてみたい。リストは正直なんども聞きたい曲ではないが、最後のストラヴィンスキーの燦然たる怪演に拍手。これでこそスタインウェー。

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  13/February/2018

    ありそうで無かった企画 ピリオド楽器を使って演奏することの意味を現代楽器も含めて並列させてみる試みをメルニコフがした ファウストやケラスとアンサンブルを組んで室内楽に挑んでいた人が四人の作曲家の代表作をその時代のピアノを使って演奏した いずれも難曲と言われているものばかりだから面白い 当たり前だと思っていたが ピアノの音色と響きにはこれほど差異があるのかと驚かされる 何でもかんでもスタンウェイで弾けばいいというものではない 選択したピアノが音楽の姿を一変さている ”さすらい人幻想曲”はハープのような撥弦楽器で爪弾かれたかの余韻が随所に美しい ”エチュード”がザッハリッヒを体現している演奏を久々に聴いた リストはベーゼンドルファーで弾かなければ多くのニュアンスが失われると思っている メルニコフの演奏力なくしては表現され得なかった楽曲の美点ではあるが 何よりも楽器の選定こそが決め手だった ピアノ好きの朋と聴いて意見を聞こう あなたも如何

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