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Berlioz (1803-1869)

CD Berlioz: Symphonie Fantastique

Berlioz: Symphonie Fantastique

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  14/September/2011

    近年ではやや低調気味であるチョン・ミュンフンであるが、1990年代の演奏はどれも凄かった。正に飛ぶ鳥落とす勢いというものであったところであり、ドヴォルザークの交響曲第7番やショスタコーヴィチの交響曲第4番など、現在でもそれぞれの楽曲の演奏史上でもトップの座を争う圧倒的な名演を成し遂げていたと言えるところだ。本盤におさめられたベルリオーズの幻想交響曲も、絶好調のチョン・ミュンフンによる圧倒的な超名演であると言える。それどころか、同曲の他の指揮者による超名演、例えばミュンシュ&パリ管弦楽団による演奏(1967年ライヴ)やクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団による演奏(1965年ライヴ)、クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団による演奏(1963年)などに肉薄する至高の超名演と高く評価したい。チョン・ミュンフンは、同時期の他の録音でもそうであったが、オーケストラから色彩感溢れる響きを引き出すのに長けていると言える。管弦楽法の大家でもあったベルリオーズの幻想交響曲は、その光彩陸離たる華麗なオーケストレーションで知られているが、チョン・ミュンフンのアプローチとの相性は抜群であり、本演奏では、同曲のオーケストレーションの魅力を最大限に表現し尽くすのに成功しており、後述のような強靭な迫力一辺倒の演奏には陥っておらず、精緻さや繊細ささえ感じさせる箇所もあるほどだ。そして、チョン・ミュンフンは、スタジオ録音であっても実演と変わらないような生命力に満ち溢れた大熱演を展開するのが常々であるが、本演奏でもその熱演ぶりは健在であり、切れば血が噴き出てくるような熱き生命力に満ち溢れていると言える。第4楽章が大人し目なのがいささか不満ではあるが、第1楽章や終楽章におけるトゥッティに向けて、アッチェレランドなどを駆使しつつ猛烈に畳み掛けていくような気迫や強靭さは圧倒的な迫力を誇っていると言えるだろう。とりわけ、終楽章終結部の圧倒的な高揚感は、聴き手の度肝を抜くのに十分な圧巻の凄みを湛えていると言える。チョン・ミュンフンは、第1楽章の提示部の繰り返しを行っているが、いささかも冗長さを感じさせないのは、それだけ本演奏の内容が充実しているからに他ならないと言えるだろう。併録の歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲や序曲「ローマの謝肉祭」も、エネルギッシュな力感と色彩感溢れる華麗さ、そして繊細さをも兼ね備えた圧倒的な超名演だ。チョン・ミュンフンの圧倒的な指揮に、一糸乱れぬアンサンブルで精緻さと力強さを兼ね備えた見事な名演奏を繰り広げたパリ・バスティーユ管弦楽団にも大きな拍手を送りたい。音質は従来盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質がより鮮明に再現されるとともに、若干ではあるが音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、チョン・ミュンフンによる超名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  15/May/2009

    私的には大変 気に入った幻想交響曲です。 チョン ミュンフンの才能に酔い痴れました。音質はややウエット。このコンビでもっと録音されていたら・・

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  • ★★★★★ 

    ビッグチーフ  |  武蔵野市  |  不明  |  02/December/2006

    これほど内面を抉る迫真に迫る幻想交響曲はないであろう。第一楽章の静寂の中から浮かび上がる弦の響き、終楽章に向けての圧倒的でかつ繊細な演奏には鳥肌が立つ。テンポと強弱感を巧みに変えながら内面に迫ってくる演奏はまさに圧巻である。オケもすばらしい。SACD化に期待する。

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  • ★★★★★ 

    takayuki  |  兵庫県尼崎市  |  不明  |  14/March/2005

    オーケストラの技術面が不安定ですが、芸術性は非常に高い。やはり大事なのは技術ではなく、何を表現しようかという意図だと感じた次第。

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