Bartok: Violin Concerto No.2; Rhapsodies Nos.1 & 2
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 26/July/2012
バルトークのヴァイオリン協奏曲の聴き初めは私の場合は1953年収録のメニューイン/フルトヴェングラー/PHOの演奏盤・・・勿論LP・・・で、正直その演奏の大変荒々しいというか攻撃的に次々展開される不協和音の嵐に翻弄されたのが実情で今日の様な第一線のV協奏曲に出世するとはとても思われなかったです。ただバルトークの諸作品を特にハンガリー系演奏家で聴く事により次第に軌道に乗りバルトークの「世界」の一端が分った様な気になり出した頃、ブーレーズが近代作曲家の演奏収録に集中開始し当然バルトークへの乗り入れは仏系演奏家として興味がひかれました。オーケストラCSOのバルークはライナー指揮「弦楽器、打楽器、チェレスタの為の音楽」「管楽器の為の協奏曲」でもその実力は実証済みだし、作曲家でもあるブーレーズである事からそれなりの切り口が期待もされ本盤1998年(ブーレーズ73歳)収録のヴァイオリン協奏曲第2番も色濃く持ってる民俗音楽的要素において過剰な情感を避け結構全体紆余曲折的複雑な変奏模様の曲を実に見通しの効いた風に進めております。演奏タイムとしては@16’39A10’50B13’06と約40分の若干長めの時間を肝心の独奏者弱冠27歳のギル・シャハムは超絶技巧を軽々とこなして上手くバックサポートに乗って決して対決姿勢はしていない様な印象を持ちました。第1楽章出だしは望郷的雰囲気から即入るVは緩急、濃淡、強弱等多彩な変化の中で音を何音階か重ね後段カデンツァ的な箇所でその見事さが象徴されます。そして最後、切々とした側面を掠めつつ〆へ導かれます。中間楽章は穏やかで抒情的な民俗音楽テーマが変奏風に展開され時折ちょっとしたチェレスタが丁寧な音楽作りを語っている様です。最終楽章は全奏で勢い良く民俗舞曲風にスタートし参加するVも管楽器共々攻め上げて行きますがちゃんと双方コントロールされ最後フィナーレは勝どきを上げるオーケストラバックにメリハリつけたVがきちっと〆ます。深くは分らないですが丸くなったとは言え既に出来上がったブーレーズのバルトーク観にシャハムは持ち前の融通性を発揮した・・・得てしてよくある若い演奏家の器用な面があるのではとも思われる演奏なのでしょうか。しかしとにかく凄いテクニシャン!!併録1998年録音のラプソディ第1番(@5’15A5’56)、第2番(@5’15A6’22)は未聴であります(ブーレーズは冒頭のメニューインのヴァイオリン、オーケストラBBCSOでこのラプソディを1968年録音(第1番トータルタイム11’30、第2番同12’29)していますね)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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