Siegfried : Jaap van Zweden / Hong Kong Philharmonic, S.O'Neill, Goerne, Cangelosi, Mechelen, Melton, etc (2017 stereo)
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風とライオン | ZIMBABWE | 不明 | 19/May/2018
ズヴェーデンはこの作品では全体にかなり微温的かな。ティーレマンのような生粋のドイツ人の真正ワーグナー指揮者に比べると物足りない。「ラインの黄金」や「ワルキューレ」に比べるとあまり成功してるとは言い難い。ただ彼はもともと伝統的なドイツ流の重厚な音楽に背を向けて繊細かつ明晰な音楽作りを目指してるのだろうし、今風のワーグナーとしてはこういう行き方もアリなのかもしれない。歌手は過去にその役で定評のあるベテラン歌手は少ないが非常にハイレベル。特にマティアス・ゲルネはホッター以上。録音実演も含めて自分が聴いた最高のヴォータン(さすらい人)だろう。ハイディ・メルトンはこのツィクルスの「ワルキューレ」のジークリンデから今作ではブリュンヒルデに昇格。アメリカ人らしいが、かつてのヴァルナイを思わせるような豊麗かつ透明感のある声で非常に将来有望なソプラノだろう。主役のサイモン・オニールはリリックテノールそのものの声で、従来この役にあてがわれていたヘルデンテノールの力強い声を期待すると拍子抜けするが、ライブ録音ながら終幕まで疲れを見せず歌いきるのは立派。録音は5.1chはかなり不自然な音場なので2chステレオで聴いた。音質自体もさほどハイクオリティという程でもなく、Blu-Ray Audioの有難味はあまり感じない。将来CDで指環全曲まとめて廉価発売されるかもしれないが、そちらでも十分かも?4 people agree with this review
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