Flowers Of Evil
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tasuke | 新潟県 | 不明 | 11/August/2013
レズリー・ウエストは間違いなくヘビーロック史で落とせないギタリスト(しかも現役)であるのに、マウンテンの印象を一言で言え、と問いかけられれば苦労します。古い言葉でアート・ロックという名のとおりのテーマの文学性。フェリックス・パパラルディの粒立ちのはっきりしたベース、メロディライン。ヘビーロックなのに彩りあるピアノ。時折先祖がえりしてしまうロックンロール。これらのイメージが拡散していて、自分はなかなかマウンテンのユーザーになれませんでした。よくクリームを継承するグループと言われますが、クリームのインプロ神話を引き継いでいるわけでもありません。 断言できるのは、米国ヘビーロックに珍しく悲観的で暗い世界を展開しているところです。クリームがよく表現していたテーマは、このままではどんどん世界が悪くなっちまう…というものでしたので、その意味では承継するグループです。ところがレズリー・ウエストのギターは泣きのギター、というよりは、ぐいぐいとバンドを引っ張っていってしまうギターです。しかもギター・メロと全体のアンサンブルが麻薬のような味わいを持っているのです。なかなかメロディを覚えられないけれど、クセになる重層的な音の魅力です。 この作品は、彼らの計算したスタジオ録音と、破天荒なライブが両方収められています。ZZトップの「ファンダンゴ」も同じような構成ですけれど、勢いがあるときというものは、こうした無茶苦茶な構成でも説得力あるものです。あと蛇足ですが、我が国のフォークってこのバンドのメロディの作り方の影響をとても受けていると思うんです。吉田拓郎好きな人は5. Pride And Passion を懐かしく思える気がします。0 people agree with this review
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岸和田お祭男Y.S | 大阪 | 不明 | 09/April/2004
現在50のおっさんの私が、高校生の時にLPで、よく聞いたものです。特に1・3・4曲目なんか今、聞いててもまったく違和感なく、懐かしく思います.当時は、僕らの間ではフェリックス・パパルデイと言う名前だけで、購入した奴が何人か居たのを、覚えています。0 people agree with this review
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