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micarosu | 静岡県 | 不明 | 15/April/2018
偶然耳にした「主人公」という楽曲にすっかりハマってしまった。 素朴で優しく自然だけどどこか力強さも兼ね備えたような楽曲。 音色やメロディの良さはもちろんなのだが、サビの”さあ行こう主人公”の言葉がとても印象に残る。 何故この主人公という言葉がこんなにも気になってしまうのか歌詞をよく聴いてみると、旅立つ人ではなく、旅立ちを見送る人だということに気づくだろう。 そこには応援しようという想い、寂しい気持ち、そしてここで強く生きていこうという想いまでもが込められている。 誰もが一度は経験したことがある想いを綴っているからこそ、こんなにも心に残る楽曲になっているのだ。 これを聴いてアルバムを聴いてみると、「主人公」は彼らの魅力のほんの一部でしかないことに気づかされるだろう。 「オレンジ」の叙情感と哀愁漂う渋いバラードのインパクトから始まり、「あるものないもの」の少し攻撃的に掻き鳴らす音と叫ぶように響かせる歌声の存在感、間髪居れずに始まる「20世紀」の畳み掛ける言葉の数々に、「21世紀」の近未来を感じさせる音色の中を地に足をつけたような存在感で行くサビのメロディ。 静かなテンポで確かに言葉を届ける「応援歌」に、走り気味のメロディで聴き手を前へ前へと引っ張っていくような疾走感で駆け抜けていく「nanana」、語るように重ねる言葉に心地良さを感じさせる「八色」。 どの楽曲も楽曲そのものが良いだけでなく、曲に合わせてボーカルを変えていたり、効果的にコーラスを入れるなど、楽曲ごとの色合いが鮮やかなのも良い。 素晴らしき名盤。 これは多くの人に聴いてもらいたい一枚だ。0 people agree with this review
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