Enigma Variations, Pomp & Circumstance: Solti / Lpo
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 30/May/2013
ショルティはその出身地にも拘わらず英国での約十年の活動経歴からか同国の作曲家エルガー作品を結構残しており例えばエニグマ変奏曲は1974年CSO(本盤)、1979年LPO(DVD盤)、1996年VPOといった具合に収録されております。私は今回本盤CSO演奏盤(タイムトータル28’42)とVPO盤(タイムトータル29’00)を比べて聴いたのですがやはり先ず両者期間的に20年以上経過している・・・つまりショルティがそれだけ若く1974年当時62歳の生来彼の持っているある種の頑固さ・強引さがオーケストラの違い・・・何と言っても対照的とも思われますね・・・と相俟って結果そのものが多分異なって来た感じなのです。CSOの強力管楽器陣が印象的であることと比較的音楽のストリームを重視した様なVPO盤(以前VPO盤レビューでは「『角』がとれた」と表現しました)より各変奏曲の性格付けがストックとして区分色分けされ直球勝負的ではっきりしています。(あくまでVPO盤と比べての話しで)トップの主題の扱いがCSO盤では幾分長めにきっちりしていますが最終第13変奏曲・・・例の誰をイメージしたのか不明のメンデルスゾーンの序曲から借用したテーマ変奏部・・・から最終第14変奏曲にかけては余り引き摺らないであっさりしているので繰り返しになりますが曲の流れ的にはちょっと頼りなく感じました(この二つの変奏曲でCSO盤はタイム7’14に対してVPO盤は7’42とじっくり傾向)。本盤に含まれている行進曲「威風堂々」5曲と序曲「コケイン」は英国オーケストラLPOとの1976年の収録で前者はショルティの持つ頑固さが上手く威厳に結びついた様な演奏です。後者(タイム14’12)は私は初めて聴いたのですが「コケイン」というのはロンドン子、ロンドン街といった意味あいで確かにロンドンの街の喧騒ぶりとか人々の行き交う様子が描かれ曲想としては威風堂々的なフレーズや恋人たちを扱ったと思われるテーマではチャイコフスキーのロメオ&ジュリエット的な曲想が現れたりし最後は堂々ティンパニーを伴っての〆で楽しめました。両曲ともLPO自家薬籠の曲なのでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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