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Shostakovich

CD Sym, 10, : Karajan / Bpo (1981)

Sym, 10, : Karajan / Bpo (1981)

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  • ★★★★★ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  02/February/2018

    非常に充実した響きのショスタコーヴィッチです。感銘を受ける演奏です。録音も素晴らしいです。

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  • ★★★★★ 

    やっす  |  北海道  |  不明  |  19/May/2016

    どこか不気味でグロテスクなショスタコーヴィチの音楽。特に10番は政治的な背景も深く絡んでいると言われる。しかし、カラヤンはそんなことお構いなし。やはり、いつも通りの豪快な音とたっぷりなレガートでカラヤン流の美しい演奏になってる。ショスタコーヴィチにカラヤンの音楽造りはまるで水と油といえるかもしれない。しかし、どうしてだろう。これが圧倒的名演なのだ。確かにムラヴィンスキーのような恐怖的でザッハリヒとした演奏もすばらしい。だが、カラヤンの演奏は奏者の圧倒的余裕があり、この曲が本来持っているオーケストレーションの美しさをストレートに伝えてくれる。この美しさとグロテスクな音楽が絶妙にマッチし他の演奏にないすばらしい魅力を引き出している。美しいグロテスクほど味わい深いものはない。皮肉なことだ。まさにカラヤン/BPOだからこそ出来た演奏ではないだろうか。何度聞いても新しい発見があり、この演奏を聞くたびにしばらく10番にハマってしまう自分がいる。今ではムラヴィンスキーよりカラヤンの演奏を聴く方が多くなってしまった。自分にとって、まるで麻薬のような演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  16/October/2015

    個人的には第10番が最高傑作だと感じています。随分昔カラヤンがこの曲のレコードを出したときは不思議な気持ちでしたが、演奏に聴き惚れた記憶があります。ある女性と自分の人名を盛り込んだ2つのテーマの掛け合いに謎があるということはさておき、美しさと迫力を兼ね備えた名曲の名演と思っています。

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  • ★★★★★ 

    ym  |  東京都  |  不明  |  28/October/2014

    一楽章の美しさは尋常ではなく、とてつもない高みに達していると思う。二楽章も緊張感あふれる演奏である。ただしあまりに生真面目なので3楽章のシニカルさが感じられないのと、四楽章で特に頻出するDSCH音型にほとんどこだわらず演奏するのが少し不思議だ。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  22/October/2012

    カラヤン唯一のショスタコーヴィッチは、ロシア演奏旅行に際して、かのヴァイオリニストの推薦もあって、取り上げたこの10番のみ。’81年録の当盤では、合奏力、ソロに更に磨きをかけ、ここまで鍛え、やれたならショスタコ臭さなど、吹き飛ばしての、美的な超名演。数ある10番演奏にとっても、カラヤン、べルリンフィルにとっても代表的一枚となってしまった。演奏至難の2楽章も唖然の見事さ。他のタコの曲に、手を出さなかったのも、潔い。

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  • ★★★★★ 

    工房の音  |  神奈川県  |  不明  |  30/July/2011

    演奏は定評のあるもので,余裕を持って轟然と鳴り響くオーケストラの威力を愉しめるカラヤン絶好調の名演. 音質について輸入OIBP盤との比較(国内SHM-CDにはマスタリングの表示がない)を行うと,SHM盤は弦楽器のしなやかさ,木管の潤いなどSHMの特徴が良く出たいい意味でのアナログライクな音が特徴.OIBP盤は比較すると音のエッジに強調感を感じるデジタルライクな音で,クライマックスの迫力ではOIBP盤の方を好む人がいるかも知れない.両者の音は一聴してすぐ分かるほどの,かなりの違いがある.もし貴方がコンサート・ゴーアーなら,かぶりつき席専門でもSHM盤をどうぞ.なおデジタル録音最初期の1981年録音だが,トーンマイスターのギュンター・ヘルマンスはもともとマスとしての音に特徴のある職人肌の人のため,アナログからデジタルへの移行初期によく見られる質の低下はあまり感じられない.

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  06/June/2011

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、本盤でも十分に満足し得る音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、本盤よりも若干ではあるが音質が鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられるところだ。いまだ未購入で、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の購入をお奨めしておきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  06/June/2011

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、本盤でも十分に満足し得る音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、本盤よりも若干ではあるが音質が鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられるところだ。いまだ未購入で、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演を、より良好な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の購入をお奨めしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  14/May/2011

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、従来盤でも十分に満足し得る音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質は若干鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられた。いずれにしても、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演を、SHM−CDによる鮮明な高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    らびっと  |  福島県  |  不明  |  30/August/2009

    とてもすばらしい演奏です。ロシアの演奏家がアマチュオーケストラとすると、これは立派なプロのオーケストラ。比較する事自体大変失礼。他の演奏家を数種類聞いたが、これ以上の演奏は聴いたことがない。ショスタコーヴィチというとただただ金管楽器がなっていればいいと考える人が多いので、そのような人はロシアの演奏で十分ですが、これは抑えるところは抑え、鳴らすところは鳴らす。とても上品で完成密度の高い演奏です。

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  • ★★★★★ 

    グッジル  |  長野県  |  不明  |  19/August/2009

    デジタル初期の録音で、やや乾いた様な音だけれども、それを補って余りある素晴らしい演奏。初聴の方にも推薦できる。カラヤンらしい説得力溢れる演奏で、本曲のCDの中でも最上の部類に位置する物だと言える。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  16/August/2009

    曲の本質…? この曲の本質とは何でしょう…? 「曲の本質」ではなく「私が考えるこの曲の本質」と改めるべきでしょう。ある曲をCDで聴く場合に私が求めるものの殆ど全てが詰まったアルバムです。

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  • ★★★★★ 

    ガリ  |  泪橋  |  不明  |  30/September/2008

    ムラヴィンスキーの76年ライブ(ステレオ)で初めて10番を聞きました。しかし圧倒的な表現ですが、どこか窮屈な感じがして馴染めませんでした(あと咳が多すぎる)。カラヤン盤は抒情性とほの暗さでもって、曲を隅々まで紹介してくれる感があります。最高でした。

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  • ★★★★★ 

    神戸のカラヤンマニア  |  兵庫県  |  不明  |  04/November/2007

    私は20年以上前、このCDを初出の頃に購入してから未だに手放せません。OIBPに変わってからどう音質が変化しているのか確認もせずに恐縮ですが、この演奏はカラヤンが録音した交響曲の中でも屈指の名演だと思います。こんな綺麗なショスタコは今後も現れないのではないのでしょうか。ロシア生粋のそれではないとしても充分過ぎるほど聞き応えのある一枚!

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  06/May/2007

    OIBPでリマスター(というよりカラヤンゴールドの場合はリミックス)されて音場は初期盤と大幅に変更されたが私は支持する。ショスタコの演奏にメッセージ性を求めるかどうかでこの演奏の評価は大きく分かれると思うし、カラヤンはそういうメッセージ性を避けて生きたように見えるが、しかしこの演奏の持つ切迫感(いらいら感とでも言うべきか?雑という意味ではないのだが伝わるかどうか)は東西の緊張が高かった80年前後の世相を反映していると思う。

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