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Shostakovich

CD Sym, 10, : Karajan / Bpo (1981)

Sym, 10, : Karajan / Bpo (1981)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  20/November/2011

    カラヤンはショスタコーヴィッチ交響曲の収録をこの第10番だけ行なっておりこの盤は1966年の一回目(演奏タイム@22’00A4’04B11’13C13’35)から15年後1981年カラヤン73歳頃の再録(同@22’35A4’16B11’42C13’02)であります。私自身は当時のカラヤンレパートリーのインパクト(このショックが実に大きいのです)も手伝って一回目のものが忘れられないのですがこの二回目分は先ず音状態は旧盤より当然優れていることとタイム的には第1,3楽章は旧盤より長め、終楽章は短めとなつて情緒的な面が強調され外面の美麗さは更に練り上げられたものとなっています、本盤は当然フォーマット向上により更に音は向上しているのですが演奏自体は正直二番煎じの印象は拭えません。特にカラヤンは大きく年代によって演奏スタイルが変化をするタイプではないので本盤は割を食う形となりました。いずれにしても旧盤ショスタコービッチにはカラヤンの語り上手にある興奮を感ぜざるを得なかった私には旧盤イメージが邪魔をして本盤に対しては素晴らしいランク止まりになってしまいました。なお、カラヤン/BPOのこの曲演奏録音にはもう一つ有りそれはモスクワでのライブ分(同@23’13A4’08B12’09C13’51)がHMVカタログには載っておりますが私は聴いておりません。余談ですがこのモスクワ・ライヴの際、当日会場に訪れていたショスタコーヴィチが終演後、壇上でカラヤンと並び立ったという有名なエピソードも残されており、バーンスタインが1959年NYPOを引き連れて交響曲第5番のモスクワ演奏時同じ様に当該作曲家と指揮者とがお互い舞台上で手を取り合った写真があった事を思い出しました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    工房の音  |  神奈川県  |  不明  |  30/July/2011

    演奏は定評のあるもので,余裕を持って轟然と鳴り響くオーケストラの威力を愉しめるカラヤン絶好調の名演. 音質についてでは国内SHM-CD(マスタリングの表示がない)との比較を行うと,SHM盤は弦楽器のしなやかさ,木管の潤いなどSHMの特徴が良く出たいい意味でのアナログライクな音が特徴.OIBP盤は比較すると音のエッジに強調感を感じるデジタルライクな音で,クライマックスの迫力ではOIBP盤の方を好む人がいるかも知れない.両者の音は一聴してすぐ分かるほどのかなりの違いがある.でも貴方がコンサート・ゴーアーなら,かぶりつき席専門でもSHM盤をどうぞ.なおデジタル録音最初期の1981年録音だが,トーンマイスターのギュンター・ヘルマンスはもともとマスとしての音に特徴のある職人肌の人のため,アナログからデジタルへの移行初期の質の低下はあまり感じられない. 評価はSHM盤と比較してという意味で星4つ.

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  • ★★★★☆ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  01/May/2011

    一つの曲を何度も録音し、多くの録音を残したカラヤンですが、なぜか録音しない作品もあります。(ショスタコ作品は10番のみを録音しています。5番を録音していたら面白かっただろうにと思っています。)カラヤンがかつてナチス党員だったということも関係しているのでしょうか、そうだとすれば7番なんか演奏できませんよね。この盤は、まさにカラヤン・ベルリンサウンド、この録音によって、この曲が注目されたとも言え、ショスタコがこのように響くのかと楽しめることもできます。ムラビンスキーがカラヤンのショスタコ演奏を聴いて、本人に「すばらしい演奏だったが、・・・(この部分は忘れました)」と遠回しに皮肉を言ったということがあったらしいです。ショスタコと同じ時代に生き、初演も行ったムラビンにすれば、「わかっていない」ということなのでしょうか。さて、カラヤンのマーラー同様、好き嫌いが分かれるところですが、コンドラシン派、ムラビン派の方には勧めません。某誌ランキングでは、ベスト1ですが、なぜか私は当盤を何度も聴くと言うことはありません。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  25/January/2009

    カラヤンはショスタコーヴィッチ交響曲の収録をこの第10番だけ行なっておりこの盤は1966年の一回目から15年後の再録です。私自身は当時のカラヤンレパートリーのインパクトも手伝って一回目のものが忘れられないのですがこの二回目分は先ず音状態は旧盤より当然優れていることとタイム的には第1,3楽章は旧盤より長め、終楽章は短めとなつて情緒的な面が強調され外面の美麗さは更に練り上げられたものとなっています、たヾ私には旧盤イメージが邪魔をして素晴らしいランク止まりにしました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  25/January/2009

    カラヤンはショスタコーヴィッチ交響曲の収録をこの第10番だけ行なっておりこの盤は1966年の一回目から15年後の再録です。私自身は当時のカラヤンレパートリーのインパクトも手伝って一回目のものが忘れられないのですがこの二回目分は先ず音状態は旧盤より当然優れていることとタイム的には第1,3楽章は旧盤より長め、終楽章は短めとなつて情緒的な面が強調され外面の美麗さは更に練り上げられたものとなっています、たヾ私には旧盤イメージが邪魔をして素晴らしいランク止まりにしました。

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  • ★★★★☆ 

    ショス8マニア  |  明石市  |  不明  |  21/October/2007

    カラヤンに10番を「彼の中で最も美しい曲だ」と録音を勧めたのはオイストラフです。カラヤンも納得したのか、この曲以外ショスタコーヴィチは振りませんでした。つまり、彼はこの曲の美質以外求めておらず、世相を語るのはナンセンスです。ある意味カラヤンの潔い態度と解釈します。現にこの10番はショスタコーヴィチ本人の前で演奏しており、「私の交響曲がこんなに美しく演奏されたのは初めてだ!」と絶賛されています。(CD化もされている)で、個人的には旧盤の方が好き。(笑)

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