Das Lied Von Der Erde: Karajan / Bpo
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海尾水 | 神奈川県 | 不明 | 12/July/2021
淡い色彩のパステル画のような印象を受けた演奏であり、洗練度は最も突き詰めたものであろう。美の儚さをクレンペラーとは全く異なる方法で解釈しているようだ。0 people agree with this review
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johnbach | 東京都 | 不明 | 18/March/2014
「大地の歌」は本来ならば交響曲第9番となるはずだったが、あえてマーラーは番号を付けなかったという。ベートーベンの第九の呪いのジンクスを意識したのだろうか。ともあれ、そのようにしたことは賢明だった。テノールとアルトが交互に歌う6楽章のこの作品を交響曲と呼ぶには無理があると思うから。「大地の歌」は管弦楽伴奏付き歌曲以外のなにものでもないというのが、聴き終えた率直な感想だ。曲は唐詩のドイツ語訳をテキストにして自由に用いているようで、ネットで原文と翻訳を読んだが、高校時代に漢文の授業で出てきた李白や孟浩然といった名前がなつかしかった。ただし、曲はあまり魅力的ではありませんね。所どころ美しい部分もありますが、これからは余り聞くこともないでしょう。同じドイツ系でも、R・シュトラウスやワーグナーの歌曲やオペラを聴いていた方がはるかに幸福に感じます。ただ、カラヤンの演奏とソリストの歌唱はいいと思う。それゆえ星は四つにします。1 people agree with this review
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uso-800 | 神奈川県 | 不明 | 04/June/2009
私はクリスタルードリッヒのファンですが、良く聞いていたのはクレンペラー 指揮による盤のほうです。とは言えこちらも勝るとも劣らない名演だと思います。聞きなれたクレンペラーのほうが耳になじんでいるのでどうしてもそちらを聞く機会のほうが多くなってしまいうのはしょうがないですね。 男性のほうはこちらのKOLLOのほうがすぐれているような気がしますが ルードリッヒはどちらも堂々と安定しています。さすが!0 people agree with this review
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高島 | 佐賀県 | 不明 | 02/January/2009
先のレヴュアーが仰るとおり、声楽を含めた音響的効果の追求が尋常ではない。70年代にカラヤンが追い求めた音響美学の成果のひとつと思う。精神論だけでカラヤンを切り捨てるのはもったいない。「音響主義」。カラヤンが音楽史上に残したひとつの答えだったと思う。贅沢な音の洪水に身を沈めてみよう。精神的ものを求めるならまた別の音盤に手を伸ばせばよい。一家に何枚も音盤をコレクションできる現代の贅沢。カラヤンは消費時代の音楽の位置づけをやはり深く読んでいる。3 people agree with this review
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