Pavement

CD Terror Twilight

Terror Twilight

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  • ★★★★★ 

    madman  |  東京都  |  不明  |  28/March/2010

    '99年発表。素晴らしい。あまりに素晴らしくて、かえってペイヴメントへの愛ゆえにこっちの正常な判断力がイカレてしまったんじゃないかなどと不安になったりしている。それとも私が音楽にとりわけ造詣が深いからなのか(笑)。それとも誰もが素晴らしいと思うのか。 低予算でなんでも自分たちでやってしまうローファイと呼ばれた初期の頃から、人気プロデューサー、ナイジェル・ゴッドリッチと組んだ5枚目の本作まで、彼らは楽しい独自の実験を続けながらずっと進化してきた。人はその「壊れた感覚」がいいだの「無気力さ」がいいだの言ったが、彼らが目指していたのは単純にいい音楽を書くことではなかったろうか。時代の中にすっくと立ち上がり、美しいメロディと音色で人の心を捕らえて離さないような。このアルバムではジャズやブルース、カントリー(デジロックとかじゃないんですよ)に例のペイヴメントなバイブを持ち込んで、一種サイケな、夢見るような感じのクラシック・ロック(レトロという意味じゃなく、永遠の輝きを放つオーセンティックな音楽のことね)に仕上げている。その声、そのギターのトーンの美しいこと、響き合う楽器の生き生きとしていること、抽象的な言葉の連なりが生むイメージの豊かなことなど、音楽の至福の瞬間がここには満ちあふれている。 もう彼らにはアート・バンドっぽい実験もインディーならではのカッコつけも必要ないのだろう。天才スティーヴンが自分の才能に自覚的になったからには、どこまで登りつめるのか追い続けるしかない。

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  • ★★★★★ 

    CIBICCO  |  大阪府  |  不明  |  12/April/2005

    もちろん全アルバム名盤なんですけど、個人的にはこのアルバムが断トツで好きです!特に1、7、11は本当に泣ける…人参のロープに捕まって他人に唾を吐け!

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