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Berlioz (1803-1869)

CD Symphonie Fantastique: Munch / Paris.O

Symphonie Fantastique: Munch / Paris.O

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  • ★★★★★ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  10/August/2023

    CD黎明期にCD化を最も望んでいたのがこの演奏です。そして実際に聴いて最も失望したのもこの演奏でした。LPとは似ても似つかない硬質でがさつな響きは何とかならないものかと思ったことを鮮明に思い出します。そして今回、平林直哉氏復刻と出会いました。これほどCDを聴いて感動したのは稀で、細大漏らさずどころかLP以上の仕上がりになっていて、幻想交響曲の最高の演奏がここに収められていることを改めて感じました。ぜひ一聴されることをお勧めします。

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  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  31/March/2021

    幻想と言えば、皆さん必ず持っていらっしゃる程の名盤ですね。私が高校生の頃から常に決定盤でした。ミュンシュもパリ管もこれ以上ない程ヤル気満々で臨んでいるようで、とてもスタジオ録音とは思えぬ気迫と熱気に満ち溢れています。とにかくミュンシュの勢い最優先と言った感じで、多少のアンサンブルの乱れは気にせずに突っ走る「凄み」のある演奏です。おそらくは、指揮者もオケもゾーンに入っていたのではないでしょうかね。勿論さまざまな解釈、表現での素晴らしい幻想は他にも多数ありますが、ミュンシュのこの演奏は一生聴き続けていく幻想だと思います。

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  • ★★★★★ 

    風太郎  |  東京都  |  不明  |  16/April/2019

    この復刻CDの音質は、初期発売CDの音質を遥かに凌駕するものだと思います。 各楽器の音がクリアーになっていて、管から弦、すべての楽器の躍動する様を、しっかりと感じる事が出来ます。 低弦の響きなど、実際に会場にいるかのようです。 私の使用するのはミニコンポとDALIの小型スピーカーですが、それでも物凄い迫力で鳴り響いています。 すでにCDをお持ちの方も、購入すべき復刻CDです。 この復刻盤を聞いて、改めてミンシュのこの曲に掛ける情熱というものを感じる事が出来た気がします。 お行儀のよい演奏に見えたものが、実はまるで違うという事がよくわかるのが、この復刻盤から聞こえてくるものです。

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  • ★★★★★ 

    ボクちゃん  |  東京都  |  不明  |  12/April/2019

    このオープンリールシリーズを初めて聞いてみました。最近CDの音に疲れ、もっぱらLP回帰していたため、なかなか手が出ませんでした。聞いて驚きました。なんと生々しい。弦やピアノの一級品に見られる音の【艶】が、交響曲にもかかわらずしっかり感じ取れることに驚かされました。SACDといった新しいメディアになれば音が良くなると錯覚し、高いお金をムダにしている方が多いように見受けられますが、ソースさえ良ければ、こんなコンサートホールにいるような音に対峙できるということです。出口のスピーカーの良さを前提としてではありますが、メディアよりこうしたソースの良さを重視すべきだと、再認識した次第です。あわせて購入したフルトヴェングラーやムラヴィンスキーを聞くのが楽しみになりました。音の良さ=人工的に操作した機械音ではないことを思い知らされ、ホコリを気にしなくていいCDも見直す気になった次第です。

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  • ★★★★★ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  08/September/2013

    国内盤では手を変え品を変えいろいろ出ているがこの歴史的決定盤の「素の実力」が知りたくてわざわざこのフランス輸入盤を購入。噂に違わぬミュンシュの野性味溢れる「熱演」である。昔の録音ゆえ音質に満足できない方は ボストン響とのRCA盤のSHM-CDも共に聴いてみる価値があると断言します。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  11/December/2011

    「勢いでごまかしている」…そう言われても仕方のない演奏だと思います。マルケヴィチ&ラムルー管とクリュイタンスの東京ライヴ(たまにチョン・ミュンフン)に親しんできた私も,「何もここまで煽らなくても…」という瞬間が頻発するこの演奏には,ずっと抵抗を覚えてきました。ですが,熱気・情熱・狂気…これらを見事に描きつくしたミュンシュの“勢い”こそこのアルバムの魅力であって,この演奏を長きに渡って名演たらしめている点なのだとも思います。今までは,録音面が,この“(過度)の勢い”を助長していたような気がします。キンキンと角の立ったような刺激的な音…。ところが,今回のSACD化で音がまろやかになり,すごく聴きやすくなりました。そして,この演奏に対する私のイメージをかなり変えてくれました(いい方に)。マルケヴィチ,クリュイタンス,そしてこのミュンシュのベスト3…すごく贅沢な,美しい三角関係になりそうです。

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  • ★★★★★ 

    ど素人  |  不明  |  不明  |  22/November/2011

    以下、個人的な感想です。 幻想交響曲には2種類の演奏(録音?)があるような気がします。 1、小音量で聴くとバランス良く、そこそこ気持良く聴こえるが音量を上げてもうるさいだけで感動が深まらないタイプ。 2、小音量で聴いている時はあまりパッとしないが音量を上げると俄然感動が深まるタイプ。 本演奏は「2」のタイプだと思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  19/June/2011

    本盤は、一昨年末、1967年11月14日に行われたコンサートにおけるライブ盤(アルトゥス)が発売されたことから、若干その価値を下げたと言えるが、演奏の安定性と言う意味では優れている面も多々あり、現在においても、ミュンシュを代表する超名演の座を譲ってはいない。前述のコンサートに臨む前に、数日間かけてスタジオ録音された演奏ではあるが、とてもスタジオ録音とは思えないような圧倒的な生命力を感じさせる豪演だ。第1楽章から終楽章まで、ミュンシュの指揮は阿修羅の如き突進で燃えに燃えまくっており、聴いていて手に汗を握るほどだ。創設されたばかりのパリ管弦楽団も、これだけの快速のテンポであるにもかかわらず、一糸乱れぬアンサンブルを保っており、管楽器も弦楽器も最高の技量を示していると言える。ミュンシュ&パリ管弦楽団の黄金コンビが遺した録音は、本盤を含め4枚のCDのみであり、これらの演奏の質の高さに鑑みて、ミュンシュのあまりにも早すぎる死を残念に思う聴き手は私だけではあるまい。これだけの歴史的な超名演だけに、これまで様々な高音質化の取組がなされてきたが、本HQCD盤にしても今一つ音場が拡がらない、そして音がクリアに鳴り切らないという問題が解消されなかったというのは否めない事実である。しかしながら、先日、ついに待望のSACD盤が発売された。これは、マスターテープを下にしたということもあって、そもそも従来盤とは次元が異なる高音質であり、音場の拡がりも音質の鮮明さにおいても全く申し分がなく、おそらくは究極の高音質SACDと高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  06/March/2011

    本盤は、一昨年末、1967年11月14日に行われたコンサートにおけるライブ盤(アルトゥス)が発売されたことから、若干その価値を下げたと言えるが、演奏の安定性と言う意味では優れている面も多々あり、現在においても、ミュンシュを代表する超名演の座を譲ってはいない。前述のコンサートに臨む前に、数日間かけてスタジオ録音された演奏ではあるが、とてもスタジオ録音とは思えないような圧倒的な生命力を感じさせる豪演だ。第1楽章から終楽章まで、ミュンシュの指揮は阿修羅の如き突進で燃えに燃えまくっており、聴いていて手に汗を握るほどだ。創設されたばかりのパリ管弦楽団も、これだけの快速のテンポであるにもかかわらず、一糸乱れぬアンサンブルを保っており、管楽器も弦楽器も最高の技量を示していると言える。ミュンシュ&パリ管弦楽団の黄金コンビが遺した録音は、本盤を含め4枚のCDのみであり、これらの演奏の質の高さに鑑みて、ミュンシュのあまりにも早すぎる死を残念に思う聴き手は私だけではあるまい。これだけの歴史的な超名演だけに、これまで様々な高音質化の取組がなされてきたが、HQCD盤にしても今一つ音場が拡がらない、そして音がクリアに鳴り切らないという問題が解消されなかったというのは否めない事実である。しかしながら、先日、ついに待望のSACD盤が発売された。これは、マスターテープを下にしたということもあって、そもそも従来盤とは次元が異なる高音質であり、音場の拡がりも音質の鮮明さにおいても全く申し分がなく、おそらくは究極の高音質SACDと高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  神奈川県  |  不明  |  17/August/2010

    LPで所有し、久しぶり(20年ぶり?)に恐る恐る針を落としたが、この記録はやはり素晴らしかった。 しかし、後に一ヶ月後のLiveが出たがこれは感銘度☆☆☆☆☆☆6個で遥かにぶったまげました。ミュンシュの叫び声も入る猟奇的な演奏!! でも何度も繰り返して聴くという意味では、このセッションのほうが音色も艶やかだしアンサンブルも上でいいかもな〜と言うところが正直な感想です。 純粋にオケ実力と言う意味では後のカラヤン/BPO、アバド/シカゴ響やムーティー/フィラデルフィア管の方がずっと上ですが、幻想はそれだけじゃ駄目みたい。

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  • ★★★★★ 

    古渡 弁蔵  |  函館市  |  不明  |  24/October/2008

    真っ暗な森の中で聴いてごらんなさい。何も感じない人はいないでしょう。私は不気味さに背中に汗をかきました。 ベルリオーズの才能を肌で実感するとともに、曲の本質を見事に再現するミュンシュのすごさ。だれが何と言おうが、私にとって永遠の名盤です。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  16/October/2008

    「テンションの高さで誤魔化す」なんて批判のし方があるとは知らなかった(笑)聴く人みんなを誤魔化すほど楽団員を一体化してテンションを上げられるとはなんとすばらしい才能なのだろう。そして、そのテンションの高い熱気もこの曲の持つ魅力の一端だと思いますけど。なにしろクスリを飲んで見た幻想を音にした、という説のある曲なんでしょう?私はミュンシュの実演は聴いたこと無いが、「幻想」の代表的な1枚であることは永遠に揺るがないディスクだと思います。

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  • ★★★★★ 

    Haru  |  千葉県柏市  |  不明  |  13/June/2008

    色々な演奏を聴いてみても”幻想”はやっぱりこれが一番だな。熱狂度合いが他の指揮者と全然違うから。でも味のあるマルケヴィッチ、パレー、マルティノンあたりは結構好きだ。あとミュンシュがフランス国立管を振ったライヴ録音も好きだな。

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  • ★★★★★ 

    ぴょんすけ  |  (>_<;)  |  不明  |  04/June/2008

    もともとそんなに面白い交響曲ではないのでここまで奔放にやってくれた方が気持ちが良い。煩雑とか温度差とかいう意見があるけど、ブルックナーじゃあるまいし、諸氏はこの曲にそんなに求るものがあるのか。所詮「幻想」である。ドカーンとやってくれればいいのである。第2楽章の舞踏会は全然楽しくない、むしろ狂気の舞と化しているし、断頭台での首を切るタイミングもこの盤が最もスリリング。そして吹っ飛んだ首が地面に叩きつけられて転がっていくところなど、もはや常人の仕業ではない。文句の付けようがない。最高だ!

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  • ★★★★★ 

    播論  |  京都  |  不明  |  24/February/2008

    やはりベルリオーズの音楽は、フランス音楽とドイツ音楽に秀でた指揮者に分があることを証明している。「テンションの高さでごまかす」なんて、どういう発想か?ミュンシュの実演を聴いて欲しかった。ほんものの音楽を。指揮台に歩む老人が、指揮棒を手にするや、トビはね、指揮台を踏み鳴らす、唸り声が客席の後方まで聞こえた。私の聴いたのは、幻想ではなく、ブラームス1番だったが。時に見る「エレガンス」「ノーブル」とはベルリオーズは無縁のはず。ダフにスとクロエ第2組曲を世界に広めたミュンシュ、バッカスとアリアーヌを普及させたミュ

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