Les Contes D'hoffmann: Ozawa / French National O Domingo Gruberova
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 27/December/2012
大好きな『ホフマン物語』。楽しくも残酷なオランピアの幕、暗く哀しいアントニアの幕、美しくもおどろおどろしいジュリエッタの幕、そしてそれらを包み込むルーテル酒場の陽気な風景、どこをとっても魅力的な素晴らしいオペラ。エディションの違いが多々ありますが、これは何版かなあ。よくわかんないけど、魅力的なナンバーは全部入っているし、筋ははっきりしているし、ま、どの版になじんでいても楽しめます。超強力キャストを揃えたこの録音。ドミンゴは再録音。旧録音のボニング盤は私の長年の愛聴盤でまことに楽しく軽やかないいディスク。そこでのドミンゴはまさしく「歌」を聴かせてくれましたが、ここではもっと「芝居」に傾いていますね。そこがいいとも悪いともいえますな。個人的にはもっと歌を聴かせて欲しかったな。声もなんだかあまり美しくない。ヒロインのグルベローヴァもどうですかねえ。オランピアがいかにも彼女向けですが、やや聴かせ場の少ないエディションのせいかあまり心奪うというほどの出来でもないかな。モリスは悪役的な表情がまだまだ。ということで、主役3人に私は少し(かなり?)不満だな。そしてそれは小澤さんのせいではないか、と思ったりもします。基本的に生真面目に取り組んでいるのですが、それが劇としての起伏をうまく生んでくれません。煽ったり急がせたり、テンポの緩急や各声部のバランス調整などでドラマを盛り上げるとかしてくれた方がいいですよね。オケの細かい動きがこれほど良く分かる『ホフマン』も珍しいのですが、それがオペラとしての面白さに結びつかないのだなあ〜。歌手もそういう姿勢につきあって、トータル、生真面目一本の印象が強いです。残念だなあ。なお、データでは録音は3年間にまたがっていまして、部分的な録り直しも含めてなのでしょうけれど、ま、なんかその辺のところも関係あるのかねぇ。なお、90年代のメトでの『ホフマン』が、演出も含めて、ドミンゴが圧倒的なステージだったそうです。それ発売されませんかねえ。期待します。2 people agree with this review
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