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Vinyl Furtwangler / Bpo: Rias Recordings-live In Berlin 1947-1954

Furtwangler / Bpo: Rias Recordings-live In Berlin 1947-1954

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  • ★★★☆☆ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  08/January/2012

    Erdingerさんに同感です。評判のAuditeのCDがLP化されるとの報に接し狂喜していたのですが,期待は裏切られたといって良いでしょう。もちろん演奏は素晴らしく,そのソースも折り紙つき。いよいよアナログ盤の登場となれば,最高水準の商品を期待するのが当然でしょう。私の場合は,溝に重大な傷はありませんでしたが,数枚には擦れたような浅い傷が散見。そのような盤にはすでに細かい紙片や糸くずのようなものが付着しており,内袋に入れる段階の作業が相当おざなりであったものと思料されます。また,これは私の購入したセットだけかもしれませんが,ほとんどに持った瞬間にもわかるような軽い盤反りが発生しており,47年の「田園」は中でも相当なものでした。幸いに針圧を調整し,問題なくトレースは出来ましたが,ターンテーブル上で回転中にカートリッジが上下に激しく揺れる様は,気持ちの良いものではありません。180g重量盤を売りにしているならば,もう少しプレスは丁寧に出来ないものでしょうか。また,通常に聴くLPに比較して音量レベルの低さには私も気になりました。CDとは異なり,いわばハンドメイドで製作されるようなものなので,あまり神経質になるのも場違いなのかも知れませんが,今回のセットは本当に残念です。しかし,フルトヴェングラー・ファンのLPへの期待は高いものと思いますので,今後、もっと良い形で続けばと願います。個人的には,EMIのSACD用のマスターを使って,ベートーヴェンの交響曲,ワーグナーのトリスタン,ワルキューレを是非,重量盤LPで出してほしいところです。

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  • ★★★☆☆ 

    Erdinger  |  神奈川県  |  不明  |  30/December/2011

    古刹の本堂の奥、燈明で微かに照らされ、深遠かつ神秘的な佇まいで鎮座していた仏像を、明晰な照明の下、いつもは視野に入らぬ背部も含め、全体を隅々まで目にする・・・・。想像以上の精巧な造形、匠の技に改めて感嘆する・・・・。今回のセットを聞いた感想はそんなところだろうか。出所不明の海賊版まがいの録音は努めて避けてきたので、全14枚のうち、既知の演奏はブラームス3枚のみ。そのうち、1949年収録の第3交響曲および48年収録の第4交響曲は、東芝の赤い盤から始まってELECTROLAのDacapoシリーズ、それに満足出来ずに、同じくELECTROLAのE90945、E90955に辿り着いて聴き込んでいたが、今回のLPでどうやら終着点となりそうである。(ELECTROLAにはWALP547、同548という番号もあり、それが初版らしいが未聴。) 咳払いなどの会場ノイズも演奏と一体化して耳に馴染んでいたが、今回のLPでは楽器の音と会場ノイズが明確に分離し、両者の距離感、すなわち会場の広さがはっきり聴き取れる。残響の消え具合によって、それほど響きが豊かでなかったというティタニア・パラストの音響特性もうかがい知ることが出来る。 演奏に関しては、ベートーヴェンやシューベルトも含めて、強奏部分以外にこそ注目すべきだろう。緩徐楽章の管楽器群、各々のピッチの良さから来るハーモニーの輝き! 今となっては世界のメジャー・オケのコンサートでも遭遇する機会はなくなってしまった・・・・。 と、ここまでなら★★★★★、めでたしめでたしなのだが、各音楽雑誌の批評で全く触れられていない問題点を敢えて記したい。到着した梱包を開けてLPを取り出してみたらびっくり。ほぼすべての盤にヘア・スクラッチや染みのような模様がいくつもあり、外見はひと頃のアメリカ盤みたいである。大半は音に出ないので問題はないのだが、経験上、こういう外見の盤には傷やプレスミスがある可能性大。「もしや」と思ったら案の定14枚中2枚に大きな傷。やれやれである。販売店がすぐ対応してくれて、セットごと交換してもらったが、またしても傷。前回とは別の盤だがやはり2枚が駄目。どうやら何度交換しても、14枚全部が良品というセットには巡り会えそうもない。購入した多くの皆さんはどうだったのだろう。小生だけが外れクジ連発、というわけではないように思うのだが・・・・。 LPとの付き合いも40年を超え、プチパチ・ノイズは付きものであることは十分承知している。が、緩徐楽章の聴き所でパンチのきいたティック音を数十回聞かされるのはさすがに辛い。初期LPの中古盤ではあるまいし、1枚あたり\3,750、最新の高品質重量盤を謳い文句にしているのだから、もうちょっと何とかならなかったのか。各社から発売されている高品質重量盤で、こういう例はなかったと思うが・・・・。 もう一つ難点を挙げると、カッティング・レヴェルが低すぎないか。私の装置では、通常10時のボリューム位置で聴くところ、11時〜11時半近くにしないと十分な音圧が得られない。物理的に正しいのか否かわからぬが、経験上、カッティング・レヴェルが低いレコードはボリュームを上げて聴いても、通常レヴェルのものを通常のボリューム位置で聴くのと同じ音にはならない。音の力感に違いが出てくる。「英雄」や「グレイト」を3面にカッティングして詰め込みを回避しているのが売りであるなら、もう一段カッティング・レヴェルを上げられたのではないかと残念でならない。

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