Das Lied von der Erde : Maazel / Bavarian Radio Symphony Orchestra, W.Meier(Ms)Heppner(T)
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ゲニウス=ロキ | 京都府 | 不明 | 06/May/2011
驚くべき遠近の妙。 奥行きある空間を感じさせる素晴らしい録音を味方にして、マーラーの線的な書式が透し彫りを見るように鮮やかに浮かび上がる。 客観主義に徹したその響きの美しさは、あのブーレーズ/VPO盤に匹敵するが、縺れ解ける垰やかな曲線の艶かしさは、むしろそれをも凌駕しているのではないか。 ヘップナー&マイヤーの歌唱は、ドラマティックな性格を基調にしているが、これだけの悠然矍鑠たるオーケストラを背景とすれば、何ら表現過多・演出過剰には感じられない。バレンボイム盤ではパワフルでいささかあざとい歌唱が鼻についたマイヤーの声すら、ここではすぐれて人間的で、しばしば可憐(!)にすら聴こえるから不思議だ。 広大な自然界と悠久の時の流れ、そこに佇む人間存在の孤独と寂寥…晩年のマーラーが成したある到達点の、深奥にまで踏み入った、現代的かつ普遍的な、稀にみる名演。 かつての「才人マゼール」のイメージが邪魔をするのか、これ程のクオリティを誇る演奏が、まるで注目されていないというのは、全く不可解という他ない。7 people agree with this review
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