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CD Schoenberg / Berg / Webern: Works For String Quartet: Lasalle Q

Schoenberg / Berg / Webern: Works For String Quartet: Lasalle Q

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    yumeno  |  福岡県  |  不明  |  01/March/2013

    新ウィーン学派。 ぶっちゃけ大半の人にとっては、まず頭が痛くなるような音楽だろう。 だって、複雑・難解・学術的・顕微鏡で覗いてるみたいと言われれば、まあそうでしょうねと思うもの。 じっさい私もはじめヘッドホンで聴いていた時は、頭が痛くて嫌になりそうだった。 けれどそれじゃなんか悔しいので(?)、見方を変えてみよう。 そして自分がクラシックを聴く前にはまった、 プログレやエレクトロニカ(IDM)を聴くような耳(視点)に切り替えて スピーカー越しに聴いてみると、だんだんこの刺激が心地よく感じられてきたのだ。 /たとえばAutechreに惚れたときもそうだったが、刺激が強く敷居の高いアートは、 いったんその刺激になれてしまうと、もう他では代用できないくらいのめり込んでしまえる。 独自の刺激が心地よく感じられてくるのだ。 そんな感じで、ここ数日はウィーン古典派と交互に聴くのが気持ちよくなってきた。 自分なりに緩急をつけながら聴いた方が、惰性にのまれず、いつまでも刺激的な聴体験が出来るからだ。 /20世紀ならではの、混沌の音楽。 あたらしい世界を切りひらこうとする音楽。 プログレやIDMの元祖っぽいとこがあるかも、と思った。 それになんだか、「哀しい」かんじがしたのだ。 激動の時代らしい、混沌とかなしみのラインをえがいて音符が踊っている、と捉えたら考えすぎだろうか。 /こういう共感ができるのも、このラサール四重奏団の演奏に「血の流れ」が感じられるからかもしれない。 各人が楽譜を筆写して演奏に臨んだとは、なるほど、いっけん無機的にも見える音の並びを見事に生き生きと、つややかに表現できている。 音符の「こえ」がきこえてきそうなのだ。 /これとカラヤンの3枚組であれば、 難解と捉えられて避けられてきた新ウィーン学派とも自分なりのつきあい方を見いだせるのかもしれない、と感じた。 /あらたな聴体験をおさがしのかた、ちょっと現代音楽でもいかがでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    長米名人  |  東京都  |  不明  |  29/May/2010

    シェーンベルクの1,2番は力強いロマンに満ちている。3,4番になると深味がグッと増し、音楽的意味あいも濃くなる。プライスのソプラノは上手いが、ややストレートな表現か。個人的にはもう少し神秘的な表現が好みだ。ベルクの叙情組曲は弦楽合奏版で味わえない緊密さに満ちている。素晴らしいセットだ。惜しむらくは、浄夜と弦楽三重奏の名演が入っていない。とはいえ、星5つは当然だろう。

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  • ★★★★★ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  01/May/2010

    新ウィーン楽派は難解な音楽ではなく、多彩な表現が詰め込まれた傑作揃い。ということを教えてくれたのがこのセットです。磨きぬかれたアンサンブルでありながら、少しも硬質なところのない、むしろ軽妙で自在な表現は他の追随を許さないレベルかと思います。指揮者で同じことを感じさせるのがジェイムズ・レヴァインなんですが、彼の振る『ルル』のなんと多彩で表情豊かなことか。こうした演奏で聴く新ウィーン楽派は、無類の楽しさを提供してくれます。

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  • ★★★★★ 

    眠れない夜と雨の日には  |  シベリア  |  不明  |  16/April/2009

    LPで買ったとき、豪華な解説書に驚いて、CDになったときもそっくり再現されて驚いた。もちろん中味もすばらしく、これとカラヤンの管弦楽集があれば、新ウイーンは事足りるという感じだった。今でもそういう感覚があって、新しい演奏で聞いてみたいと思わない。ツェムリンスキーの弦楽四重奏こそラサールでしか聞けないだろうけど。

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  • ★★★★★ 

    アイキティン  |  京都府  |  不明  |  08/April/2009

    1968年から1970年にかけてドイツ・グラモフォンにおこなったセッション・レコーディングのライセンス発売。弦楽四重奏の世界に新風を巻き起こした大胆なグループ、“ラサール四重奏団[1949−1987]”の偉大な業績を代表する優れたセットで、新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を11曲集めています。  レコーディングにあたっては、各人が楽譜を筆写するという、なんとも気合の入った準備ぶりがすでに伝説ともなっています。こうした努力が近現代音楽のカリスマとして彼等を君臨させることになったのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    Emerson  |  山口県  |  不明  |  19/February/2009

    己身罷りし折、黄泉へ必ず持参せねばならぬCD。輸入盤しか持っておらず、あの時日本版を何故買わなかったのか悔やまれます。 当時評論家のコメントで、添付の解説書を絶賛し、これだけを買っても良いほどの内容云々…。同じヤツが付いてるのだろうか?

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  • ★★★★★ 

    菅野  |  BRD  |  不明  |  09/February/2009

    これはもう買っている。DG盤時代から知っている録音。現代音楽も安く出る時代になったのは頼もしいこと。 日本で価格が2000円を超えることとはどうしたものか?ドイツ国内では10ユーロで買える。日本語訳がついているせいか、関税が高すぎるせいかはわからない。もっと安くなって庶民の隅々までクラシック音楽が広まることを望む。

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  • ★★★★★ 

    ラサール石井  |  新ウィーン  |  不明  |  06/February/2009

    ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集の再発も頼む。本当に素晴らしいので。

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  • ★★★★★ 

    嘉田怜奈  |  京都府  |  不明  |  31/January/2009

    グラモフォン盤を愛聴し続けていますが、これはクラシックの演奏のなかでも超銘盤です。現代音楽に関心を持ったのもこの演奏がきっかけでした。クラシック音楽愛好家なら、必ず架蔵すべきと言っても過言ではありません。ただ、ブリリアントの食指はついにグラモフォンまで伸びたのと思う一方でクラシック業界の不信を身に染みて感じています。最後に音質はメーカーによって大きく異なりますので、購入された方のレヴューも知りたいと思っています

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  • ★★★★★ 

    ワーグナーファン  |  神戸市  |  不明  |  18/January/2009

    ブリリアントがまたやってくれました。LP時代からの愛聴盤ですが、期待の再発、しかも値段が下がっていますので大歓迎、演奏はこれ以上のものはまずないですね。早速購入します。(カラヤンの新ウイーン派も出ませんかね)。

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