ロマン派の音楽家たち ちくま新書
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 14/April/2021
これは非常に面白い着眼点で書かれた本です。通常、我々が作曲家のエピソードを「点」として把握し、その作曲者の生涯の中でそういった「点」をつなぎ合わせて前後関係を「線」にするのが精いっぱいで、通常の理解はせいぜいそこまでで終わってしまいます。また、他の作曲家や演奏家との交流があるにしても、その「線上」のエピソードの一つに過ぎません。 しかし、この中山右介さんの本は、たくさんの「個別の作曲家の動線」があちこちで交差して「面」を描いていたという視点を提供してくれる点で画期的です。シューマンとメンデルスゾーンの交友は有名だし、シューマンが駆け出しのショパンを「諸君、帽子を取りたまえ。天才だ!」と批評したのも有名ですが、それにとどまらずに、同時期のパリやベルリンやドレスデンに、リストやワーグナーや、はたまたベルリオーズまで登場し、同じ場所にいたりニアミスしていたりと、実にいろいろなことがあったのだということが分かります。確かに1830〜1850年という限られた期間の、ヨーロッパ主要都市の音楽界という狭い社会であれば、そんなことが起こっていても不思議はないことにあらためて気づかされます。 そんな中で相互に触発されながら次々にいろいろな音楽が生み出され、作曲家同士も互いにリスペクトしたり対抗心を持ったりしながらダイナミックに発展していったことを思いつつ、音楽に耳を傾けるのも一興かと思います。0 people agree with this review
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 13/April/2017
新しい視点の音楽史的読み物です。1810年前後に生まれたメンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナーの5人の作曲家同士のつながりに重点を置き、ベートーヴェン・チルドレンとしてこの5人およびそのまわりの音楽家が「新しい音楽」を創造してきたという視点を提供してもらえました。ぐいぐい引き込まれる魅力的な1冊です。中川右介さんは読者を惹きつける能力を備えた人だと思います。0 people agree with this review
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