Complete String Quartets : Alban Berg Quartet (1978-83)(10CD)
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カワサキヤ | 東京都 | 不明 | 17/March/2012
アルバン・ベルク四重奏団ほど、生演奏を聴き、また想い出のある四重奏団はありません。デビューした頃のテルデックの相当にオン・マイクな録音のハイドンの「騎士」やモーツァルトの14番から23番、シューベルトの9番、13番など、むろん未亡人から名前の使用を許されたベルクやウェーベルンなどの新ウィーン学派など、完璧な技巧と瑞々しい音色で一躍時代の寵児になりました。石橋メモリアルで聴いた初来日?(1979年)のとき、すでにセカンド・ヴァイオリンはメッツェルからシュルツに代わっていましたが、このシュルツになってからのEMI時代の開幕が、このベートーヴェンの中期です。テルデックと録音の音色が全く違うので比較のしようがありませんが、以前の「ちょっと鉄兜をかぶったような」ファースト・ヴァイオリンのピヒラーがいくらか柔らかくなり、実に程の良いアンサンブルになったように思いました。それから初期と後期を録音、ここでテルデック時代から私の大好きだったヴィオラのバイエルレが退団してカクシュカになるのですが、カクシュカの加入でまたすこし芸風が変わり、いくぶん衒学的になりました。1988年にザルツブルク音楽祭で3番、ハープ、13番をモーツァルテウムで聴いた音は、このEMIのセットの、特に後期の録音によく顕れています。アルバン・ベルクSQの全盛時代ということになりますが、わたくしは、ヴィオラはバイエルレのほうが「温かみがあって」良かったと今でも思っています。ピヒラーとは、目指すものが違ったのでしょう、おそらく。いずれにせよ、アルバン・ベルクの一回目の全集が、このように廉価なセットになっているのは、なんだか申し訳ない気もしますが。無論、買って損はない演奏です。ただし、世評に謳われるほど完璧ではないし、ピヒラーの音色は時に線が細く、ちっともウィーン風ではありません。(ウィーン風は、ワルター・ウェラーのウェラー四重奏団です。)このセットは、中期が綺麗で、後期はアルバン・ベルクSQの完成形ですが聴き疲れする人もいるでしょう。初期は3番が見事です。さて、往年のカペーのハープ、ブッシュのラズモフスキーの第3番、ブダペストのあの異様に大きい芸格の大フーガ(ステレオ録音のほう)あたりと比べると、史上どこまでのカルテットであったのか、愛着もあり、また些かの疑問もありますが、座右に無いのは淋しいので、永遠にカタログに残しておいてほしいと願います。この後、集大成と銘打って録音された2回目のウィーン・コンツェルトハウスでのライヴの全集は、さらに熱演ですが、さすがにちょっと粗いところがあります。 2回目を買うなら、むしろDVDの全集を薦めます。熱演ぶりを見ながら聴くほうが楽しめると思います。10 people agree with this review
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KS | 兵庫県 | 不明 | 12/September/2009
これまで、弦楽四重奏曲の国内盤を一枚ずつ買い集めてきましたが、どうも音質面がいまいちでした。このたびこのベートーベン全集をまとめて買うことを決意しました。全集の音質は、弦の音に伸びと滑らかさがあり、国内盤の個別盤を比べ、明らかに優れているような気がします。EMIの場合、外盤の方が国内盤の方が音質面で優れているということでしょうか。もちろんABQの演奏はピカイチですが、音質が良いとこの上ないですね。2 people agree with this review
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レオブルー | 東京都 | 不明 | 05/August/2009
実はこの弦楽四重奏団のセットを聴いたわけではありません。他のセットなのですがちょっとHMVさんのレヴューでは・・。友人に薦められて次に買うならこれにします。変なレヴューですみません。しかし弦楽四重奏という地味なところでベートーヴェン本人を残さないでください。無防備だったので出会いがしらではもの凄い戦慄がはしりました。オーディオセット入れ替えたのですがアンプをかなり迷っていたとき そうだこれを聴いたときのことを考えて で決めたのです。暫くは他の作曲家の作品をも聴かせていただいてからまた参ります。0 people agree with this review
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