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CD Krips / Ipo, Lso, Vpo

Krips / Ipo, Lso, Vpo

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  • ★★★★★ 

    ナオG  |  信州  |  不明  |  28/August/2005

    [CD5]柔らかい言葉をしゃべっているようなハイドンであるが,それは日常語のレベルではなく,もっと貴族的な高級感を湛えている.こんなに美しくていいのだろうか? 弱くもなく強くもないアクセントの妙,毛羽だったリズム感,洒落きった歌ごころ,感じきったレガート・・・.これらがクリップスのものなのかウィーン・フィルのものなのかさっぱりわからない.いや,そんなこと頭で考えても仕方ないのだ! この絶美を全身で享受しない手はない.

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  • ★★★★★ 

    ナオG  |  信州  |  不明  |  27/August/2005

    [CD4]本セットの白眉である.ボルクを独唱に据えたベートーヴェンと《サロメ》では,空気が打ち震えるとでもいうのかまったく蠱惑な魅力をふりまくオーケストラに完全に悩殺されてしまう.弱音になったときの陶酔はこの世のものとは思えない.チャイコフスキーsym.5は,ウィーン・フィルの匂い立つような美しさがすべてだ.こういう音楽では多かれ少なかれ指揮者の体臭が出るものだが,そういうものを一切感じさせずに,ウィーン・フィルの音楽になっている.クリップスに個性がないわけではない.これこそがクリップスの強烈な個性なのだ.

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  • ★★★★★ 

    ナオG  |  信州  |  不明  |  22/August/2005

    [CD1]“ひだまり”のようなあったかいモーツァルトだ.ここにあるのは「和み」「安らぎ」「癒し」….こういうモーツァルトは今までも聴いてきたようで実は他にあまり類例がない気がする.流麗・華麗とも違うし,中庸とも表現したくない.木彫工芸の逸品がしっくり手に馴染むような質感とでもいえようか.随所で,奏される音符のひとつひとつが通常の感覚より長めに聞こえ,モーツァルトの心の片隅までもが大切にされているようだ.気持ちをこめながら力こぶを入れないという絶妙さ! 特にIPOとの41番は柔らかい花々が咲き誇るような幸せな演奏である.

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  • ★★★★★ 

    NM  |  奈良  |  不明  |  01/August/2005

    ほとんどの曲は他の盤で既出ですけど、このコレクションは音もよいように思います。改めて順に聴いていくとこの指揮者の端正な音作りというものがよくわかるような気がします。

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  • ★★★★★ 

    Engage 1  |  千葉  |  不明  |  25/May/2005

    補足!HMVのレビューの中の日本語曲目リスト2記載は無いが、CD1には交響曲40番も収められている。ボックスの「40番」の0が印刷されていないのが原因かと思うが…

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  • ★★★★★ 

    Engage bP  |  千葉  |  不明  |  17/May/2005

    神々しくもあり、人間くさくもある。思わず襟を正したくなるようでもある一方で、安らぎも与えてくれる。コンセルトヘボウ管弦楽団とのMozartの交響曲もそうだが、聴く者を一種の極み=崇高なところまで連れて行ってくれる演奏!理知的にも聴け、かつ情感に浸ることもできる。人間性の追究が音楽性の追究と深い関係にあることを示す絶好の証明である。また、言語ではない音楽が人間性を高めてくれるものであることも同時に証明してくれている。

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  • ★★★★★ 

    avanti  |  摩耶山  |  不明  |  22/February/2003

    ウィーンの友人宅で聴いた時、はじめてこの指揮者を理解できた。生前も死後も評価に縁遠いのは、他の指揮者と違って戦後の商業主義から距離をとらざるをえなかったから。その理由の一つが、ウィーン独特の味わいにあったのは皮肉なこと。バラの騎士やコンサートホールの音源も正規発売を切に希望したい。艶っぽいカバー写真も素晴らしい。

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