Operetta Festival: V / A
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レインボー | 不明 | 不明 | 22/March/2018
ウィンナ・オペレッタの代表的な作曲家の代表曲を集めた5枚組ボックス。 いずれも抜粋で、聴きどころのみの収録。 1枚目は、エルンスト・メルツェンドルファー指揮、ハンガリー国立交響楽団&合唱団によるヨハン・シュトラウス2世『ヴェネツィアの一夜』で、あまり多くないこの作品の録音の中でも雰囲気があって良い。 1番の演奏はアラース盤だが、この演奏も悪くないだろう。 2枚目は同じヨハン2世の『ジプシー男爵』で、フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団の演奏で録音された物。 この音源は1949年に録音された全曲盤からの抜粋で、ペーター・アンダースを始め当時のスターが歌っているのが特徴。 現在この音源はメンブランなどからも復刻されているが、この盤では復刻に使ったテープが悪かったのか音が歪む所がある。 3、4枚目は カールマンの『伯爵夫人マリツァ』『チャルダーシュの女王』を収録した物で、演奏は二枚目と同じ、マルスツァレク&ケルン放送管による。 こちらもケートや、ホフマン、クッシェといった当時のオペレッタの歌い手と、オケの息が合った名演奏が聴けるが、音質は年代相応といった所。 5枚目はレハールの作品集で、『微笑みの国』と『陽気な未亡人』を収録。 微笑みの国はこれまたマルスツァレクの指揮だが、オケが、大オペレッタ管弦楽団に変わっている。 マルスツァレクはケルン放送管とも微笑みの国を残しているので、2つ目の録音という事になる。 ややオケが荒いが、ホッペとホルムが主役を張っており、演奏は良い。 陽気な未亡人は、フランツ・バウアー=トイスル指揮、ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の演奏で、あっちこっちの廉価レーベルから出ている音源だが、その独特のドライブ感のあるウィーン情緒たっぷりな演奏はなかなか。 とはいえ、解説書などもなく、意外とマニア向きな一枚と言えるかもしれない。0 people agree with this review
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