Debussy : Preludes Premier Livre.Etc
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 17/October/2010
ドビュッシーの前奏曲集や子供の領分は、その作曲家としての天才性を発揮した名作であるが、それ故に、あまたのピアニストがこれまで様々な名演を成し遂げてきた作品でもある。そうした中で、べロフの演奏も、それら古今東西の名演の中でも十分に存在感のある名演と高く評価したい。ドビュッシーは、印象派と称される作曲家でもあるだけに、前奏曲集や子供の領分を構成する各小曲において、安定したテクニックだけでなく、味わいのある詩情が必要となる。この詩情を情感豊かに表現できなければ、それこそ単なるピアノ練習曲の世界に陥ってしまう。しかしながら、べロフについてはそのような心配は全く御無用。べロフは、卓越した技量をベースとしつつも、フランス風のエスプリ漂う詩情豊かな演奏を行っている。どの曲も見事な出来栄えであるが、特に、前奏曲集の中でも最高傑作とされる沈める寺の情感豊かな演奏は圧倒的だ。有名な亜麻色の髪の乙女は、表情過多のあまりいささか身構え過ぎのような気もしないでもないが、単なるムード音楽に堕していない点は評価したい。子供の領分の各楽曲の描き分けも、べロフ自身も楽しんで演奏しているような趣きがあり、その芸術性の高さは、さすがと言うべきである。Blu-spec-CD化によって、音質により鮮明を増した点も高く評価したい。0 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 15/June/2005
「前奏曲」とはハーモニーの推移を表現する曲です。代表はバッハ。調性の色を明確に出したショパンも凄い。ドビュッシーは?調性はありません。一つのハーモニーの中のある音が次のハーモニーを導く材料になります。しかし、その次のハーモニーとの関連はほとんどありません。発想としては12音技法なのです。ただ、そのハーモニーは和音が単位だったりフレーズが単位だったり自在に変化します。分かってない演奏が実に多すぎます(特に評論家)。ベロフはさすがです。旧録はメシアンの方法論からのアプローチで、全く立場が違いますね。1 people agree with this review
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