Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic : Brahms Symphony No.4, Mozart Symphony No.40, Pfitzner (Wiesbaden 1949)(2CD)
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robin | 兵庫県 | 不明 | 10/August/2024
40番はEMIより遅めでニュアンスも良く出ている。私はこの演奏のほうがモーツアルトらしいニュアンスが出て好ましく思う。ブラームスは43年、48年とこの49年の3種があれば十分で基本的なスタイルはあまり変わらない。43年盤が多少枯れた雰囲気があり好きだという人もいる。一般の評価は48年演奏だが気にしないで自分の感性に従って聴こう。プフィッツナーはこのCDで初めて聴いたが魅力的な曲でステレオのCDで聴きたいと思うほどである。音は、ターラのほうが素直な感じがして聴きやすいと思うが装置等との相性もある。(RCA PIN、SP ケーブル等で音はかなり変わる)0 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 28/February/2017
かまえるほど聴き苦しい音でもないので、十分に許容範囲の音質と思う。たしかに音は古いが、音楽が古くなったわけではない。フルトヴェングラーのコンサートを追体験できるのは嬉しいところです。 プフィッツナーの3曲は共感に満ちた演奏。モーツァルトは思ったほどデモーニッシュではないが古典的な美しさと情感にあふれている。ブラームスは最初の出だしからしてフルトヴェングラーの「らしさ」満載でありながらブラームスの枠と背骨はしっかり残している作り。 一つ難点を挙げるなら、各曲の余韻となる部分がほしかった。プフィッツナーが終わるとすぐにモーツァルトが始まってしまい、あわただしい。トラック間の時間調整もやってほしかった。0 people agree with this review
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くまたろ | 東京都 | 不明 | 01/February/2017
このブラームスの冒頭を耳にしてこころを揺さぶられない人は、音楽に縁がない、といいたいくらいの演奏だ。終楽章の最後まで聴きとおさずにはいられない。 なぜここまでテンポを動かしているのに、形式がくずれないのか、ほんとうに不思議だ。各楽器の響きやちょっとしたニュアンス、間合いもこころに突迫る。魂がわしづかみにされる。 評論家の世間受けする批評を鵜呑みにするのではなく、とにかく自分で経験してもらいたい演奏のひとつである。そうすれば、いまだにフルトヴェングラーのCDが売れつづけている理由が実感できると思う。4 people agree with this review
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Pianist | Tokyo | 不明 | 21/April/2006
この40番は今ひとつ評価されないが、EMIのスタジオ盤よりはるかに優れた演奏だと思う。CetraのLP国内盤で聴いた時の第一楽章、強靭な低音に支えられた安定感とドラマティックに曲想をえぐっていく様子が素晴らしかった。講演旅行中にプフィッツナーの死を知ったフルトヴェングラーが、追悼のためにわざわざプログラムに加えた《パレストリーナ》も素晴らしい。ブラ4は大戦中の情熱的な演奏や定評ある48年盤と甲乙つけられないが、この日のコンサートをまるまる回想できる素晴らしいセット。2 people agree with this review
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