Cello Concerto: Gabetta(Vc)Rattle / Bpo +martinu: Concerto, 1, : Urbanski /
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ブルノのおっさん | 北海道 | 不明 | 09/March/2018
実はエルガーの協奏曲をそれほど気に入って聴いたことがなかったのですが、本盤は違いました!とくに第2楽章の急速な弓さばきは筆舌に尽くしがたいものです。管弦楽もベルリン・フィルということで、さすがの素晴らしい演奏。そして、もう1つ見逃してはならないのが、後半のマルチヌー!ノイマン=チェコ・フィルのスプラフォン録音(チェロ独奏:マイ)ぐらいでしかお目にかかれなかった協奏曲ですが、今回はなんとも貴重な、ベルリン・フィルと俊英ウルバンスキによるライヴ録音の登場ということで、嬉しい限りです。ベルリン・フィルがマルチヌーを演奏すること自体がほとんどなかったのではないかと思いますので、その点でも興味深いものです。第1楽章を聴き始めて、やや早めのテンポでサクッと行くのかと思うと、中間部の抒情的な場面ではしっかりと旋律を歌ってくれました(ここが、たまらないところですね)。そして、チェロと楽器群とのせわしない対話が続く第3楽章でも、見事な掛け合いを聴かせてくれました。ソル・ガベッタには、いつの日か、協奏曲の2番やソナタなども録音してほしいところです。1 people agree with this review
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風とライオン | ZIMBABWE | 不明 | 21/December/2017
「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」というか、ソル・ガベッタの方がデュプレより上手いし音楽性も上でしょ?デュプレって難病で悲劇的にキャリアを終えたという物語性で過剰に持ち上げられてるだけで、純粋に演奏だけ聴くとさほどの事はないよ。エルカーのコンツェルトもデュプレの代名詞みたいに言われてるけど全然いいと思わない。ガベッタの方がずっと自然に演奏してて感動した。ただ指揮はラトルじゃない方が良かったと思うけど。1 people agree with this review
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好事家 | 千葉県 | 不明 | 06/December/2016
発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待を下回る演奏に出会ってしまいました。エルガーはベルリン・フィルとの初共演に加えて、指揮者がイギリス人のラトルということも影響したのか、いつもの情感豊かで彫りの深いソロが聴けません。多少の緊張と遠慮があったのでしょうか。それに比べるとマルティヌーははるかに好調で、本領を発揮していると感じました。1 people agree with this review
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 04/December/2016
ショスタコーヴィッチのコンチェルトで知ったガベッタさん、南米から世界中を渡り歩き成長、恵まれた明るい音のベッピンさんだと、思っていたら、このエルガーでは、じっくりと燃焼度、高いライヴ演奏、しかも、ラトル・ベルリンフィルの最高のバックで、なかなか濃密な演奏を聴かせてくれます。マルチヌーは、最近、ポルテラの録音(伴奏は、ダウスゴ―、お隣のベルリン・ドイツ響)も聴きましたが、こちらも若き、曲者指揮者で、ダークな処も気が入ってます。ブラボーです。ガベッタさんは、古楽もやるし、ユダヤ音楽や、北欧のヴァスクス等、平和や祈りを込めた企画盤も秀逸。スケール豊か、力強く、意と、しなやかで細やかな技と共に、聴かせ、堪能させてくれる若き才人。素晴らしい。次の盤が楽しみ。1 people agree with this review
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