"Symphonies Nos.1, 2 : Claudio Abbado / Berlin Philharmonic (2000)"
Showing 1 - 3 of 3 items
-




ken3353 | 千葉県 | 不明 | 17/September/2016
カラヤンとベルリンフィルの演奏とは違い、理性的で、感情に流されず、バランスのとれた、ベルリンフィルの団員だからこそできる演奏だと思う。とてもよく整っていて、すばらしい。0 people agree with this review
-




つよしくん | 東京都 | 不明 | 05/June/2011
アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督に就任するまでの間は、持ち味である豊かな歌謡性と気迫溢れる圧倒的な生命力によって素晴らしい名演の数々を成し遂げていた。しかしながら、ベルリン・フィルの芸術監督に就任後は、なぜかそれまでとは別人のような借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになってしまった。前任者であるカラヤンを意識し過ぎたせいか、はたまたプライドが高いベルリン・フィルを統御するには荷が重すぎたのかはよくわからないが、そうした心労が重なったせいか、大病を患うことになってしまった。ところが、皮肉なことに、大病を克服し芸術監督退任間近になってからは、凄味のある素晴らしい名演の数々を聴かせてくれるようになった。最近発売されるアバドのCDは、いずれも円熟の名演であり、紛れもなく現代最高の指揮者と言える偉大な存在であると言える。それはさておきアバドは、ベルリン・フィルとともにベートーヴェンの交響曲全集を2度完成させている。正確に言うと、第9だけは重複しているのだが、第1〜8番の8曲については別の演奏であり、1度目は前述の大病を患う直前のスタジオ録音、そして2度目は大病を克服した直後のライヴ録音となっている。本盤におさめられた第1番及び第2番は、1度目の全集に含まれるもの。演奏自体は前述のような低調なアバドによるものであり、2度目の録音を大病克服直後に行ったことからしても、アバド自身もあまり満足していなかったのではないかと考えられる。最新の研究成果を盛り込んだペーレンライター版を使用したところは、いかにもアバドならではと言えるが、記者の質問に対して版の問題は他に聞いてくれと答えたという芳しからざる噂もあり、実際のところ、アバドが自らの演奏に版の問題をどのように反映させたのかはよくわからないところだ。本演奏を聴くと、アバドならではの歌謡性は豊かであるが、非常に軽やかな演奏という印象だ。これは、近年のピリオド楽器や古楽器奏法による演奏を先取りするものと言えるが、天下のベルリン・フィルを指揮してのこのような軽妙な演奏には、いささか失望せざるを得ないというのが正直なところである。前々任者フルトヴェングラーや前任者カラヤンなどによる重厚な名演と比較すると、長いトンネルを抜けたような爽快でスポーティな演奏と言えるが、好みの問題は別として、新時代のベートーヴェンの演奏様式の先駆けとなったことは否定し得ないと言える。決して私の好みの演奏ではないが、そうした演奏の新鮮さを加味して★3つとさせていただくこととする。なお、本演奏については、他の交響曲も含めDVD−audio盤が発売されていたが廃盤になってしまった。おそらくは、それがベストの音質なのであろうが、それがかなわない以上は先日発売されたSHM−CD盤で満足せざるを得ないだろう。もっとも、本盤と比較すると、SHM−CD盤の方が 若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったと言えるところであり、そうした点については評価したいと考える。0 people agree with this review
-




つよしくん | 東京都 | 不明 | 18/May/2011
アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督に就任するまでの間は、持ち味である豊かな歌謡性と気迫溢れる圧倒的な生命力によって素晴らしい名演の数々を成し遂げていた。しかしながら、ベルリン・フィルの芸術監督に就任後は、なぜかそれまでとは別人のような借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになってしまった。前任者であるカラヤンを意識し過ぎたせいか、はたまたプライドが高いベルリン・フィルを統御するには荷が重すぎたのかはよくわからないが、そうした心労が重なったせいか、大病を患うことになってしまった。ところが、皮肉なことに、大病を克服し芸術監督退任間近になってからは、凄味のある素晴らしい名演の数々を聴かせてくれるようになった。最近発売されるアバドのCDは、いずれも円熟の名演であり、紛れもなく現代最高の指揮者と言える偉大な存在であると言える。それはさておきアバドは、ベルリン・フィルとともにベートーヴェンの交響曲全集を2度完成させている。正確に言うと、第9だけは重複しているのだが、第1〜8番の8曲については別の演奏であり、1度目は前述の大病を患う直前のスタジオ録音、そして2度目は大病を克服した直後のライヴ録音となっている。本盤におさめられた第1番及び第2番は、1度目の全集に含まれるもの。演奏自体は前述のような低調なアバドによるものであり、2度目の録音を大病克服直後に行ったことからしても、アバド自身もあまり満足していなかったのではないかと考えられる。最新の研究成果を盛り込んだペーレンライター版を使用したところは、いかにもアバドならではと言えるが、記者の質問に対して版の問題は他に聞いてくれと答えたという芳しからざる噂もあり、実際のところ、アバドが自らの演奏に版の問題をどのように反映させたのかはよくわからないところだ。本演奏を聴くと、アバドならではの歌謡性は豊かであるが、非常に軽やかな演奏という印象だ。これは、近年のピリオド楽器や古楽器奏法による演奏を先取りするものと言えるが、天下のベルリン・フィルを指揮してのこのような軽妙な演奏には、いささか失望せざるを得ないというのが正直なところである。前々任者フルトヴェングラーや前任者カラヤンなどによる重厚な名演と比較すると、長いトンネルを抜けたような爽快でスポーティな演奏と言えるが、好みの問題は別として、新時代のベートーヴェンの演奏様式の先駆けとなったことは否定し得ないと言える。決して私の好みの演奏ではないが、そうした演奏の新鮮さを加味して★3つとさせていただくこととする。なお、本演奏については、他の交響曲も含めDVD−audio盤が発売されていたが廃盤になってしまった。おそらくは、それがベストの音質なのであろうが、それがかなわない以上は本SHM−CD盤で満足せざるを得ないだろう。もっとも、今般のSHM−CD化によって、音質が鮮明になるとともに、音場が若干ではあるが幅広くなった点については評価したいと考える。0 people agree with this review
Showing 1 - 3 of 3 items
