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Bliss Band

CD Neon Smiles

Neon Smiles

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    WM-102  |  不明  |  不明  |  03/March/2021

    1979年発表で、バンドの2作目になります。 1stアルバムは完全にスティーリー・ダンに寄ったサウンドでしたが、 2作目では産業ロック寄りになりました。ポール・ブリスのボーカルも、 別人のように変化しています。フィル・パーマーのギターもディストーション を効かせて強力になり、まるで別のバンドのように変わりました。 私はスティーリー・ダンやTOTO、ボズ・スキャッグスのフォロワー路線 が好きです。むしろ、作品の主役より どんなプレイヤーが参加しているかで作品を選ぶ、いわゆる「クレジット買い」 をしてしまいます。ブリス・バンドも1stにジェフ・バクスターやマイケル・マクドナルド が参加して、しかもダン路線ということで聞き始めました。 しかし2作目では、おおよそ2のライト&メロウ路線に移行。もちろん、 フォローばかりしていてもオリジナリティがないわけで早晩行き詰まります。 しかし、AORの名盤と呼ばれる作品の多くは、リーダー作が1枚で終わりなど、 もともとはかないものです。 「Neon Smiles」を久しぶりに聞き直して、日本で好まれるAORとは何か、 AORのオリジナリティとは何か、といったことを少し考えてしまいました。

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