Bamberg Symphony Orchestra : The First 70 Years (17CD)
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 18/March/2017
古色蒼然と表現されることの多い、バンべルグ響。設立は、ヒトラー治世のプラハにドイツの名を冠して。戦後、やはり、同じく戦禍のなかったバンべルグに移り(逃れ?)、70年。日本でも馴染みの深い、渋い、名匠と共に、ボヘミアンにしてドイツ本流と言われるこのオーケストラならではの名演、怪演が、収められている。どれも、選りすぐりで素晴らしい。 Keilberth との涙が出てくるような演奏、端正。若いSuitner,Sawallisch、Leitner、ベテランClemens Kraussの典雅な演奏、Kerteszの本質を突いた見事なマーラー、ここでも気迫とジェントルな演奏のKempeさん、音楽への愛と奉仕で言葉を失う御大Jochumの名演(Sonyは、このコンビの「Prager」世に出して欲しい)。正調、テンポも中庸だけれど、タメなど、こうあるべき、これ以上の演奏はなかなか無い名演奏が記録されているブルックナー(ドイツの森そのもののホルンを吹いているのは日本の水野さんでしょう!)。対して、晩年、重厚で、崩れかかった演奏を必死に支えているオケによるSteinさんのブラームス1番。この頃の強奏、ぶっ飛びトロンボーンが聴けるEschenbach、これぞ、ベートーヴェンの「田園]のSanderling、極めつけは、最近、来日もしてくれたBomstedtとのブラームス4番。 オケとしての方向、イメージを変えて、イギリス人のNottとのマーラー、シュトラウス、「春の祭典」。音楽を奏で続け、成功しているオーケストラの良質BOX SET。 合従連衡、消滅の激しいレーベルの音源、ドミニク修道院でのセッション、カイルベルト・ザールでのライヴ録音(トーンマイスターの姿勢、仕事も素晴らしい)、バイエルン放送協会、結局大レーベルの元に集結の労作。 そして、バンべルグ響は、街の誇りになり、この最初の70年を経て、次代へむけて原点の国、チェコの若い、これまた実力者、フルシャを迎える。オーケストラと歴史、経営、特色、音楽産業、これからの時代についても、いろいろ考えさせられました。3 people agree with this review
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SH | 佐賀県 | 不明 | 15/December/2016
知らないオーケストラだったが、この箱は、買ってよかった。スイスイ枚数が進むし、そのたびに、新たな発見がある「喜び」をいただいた。価格もリーズナブルで、友達にもプレゼントにしたいと思ったりする。1 people agree with this review
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