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Bruckner (1824-1896)

CD Symphony No.9 : Giulini / Chicago Symphony Orchestra

Symphony No.9 : Giulini / Chicago Symphony Orchestra

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  09/August/2018

    シカゴ交響楽団が鳴っている ジュリーニの彫刻の跡が鮮やかだ ブルックナー第9交響曲の傑作と言われて久しい 久しぶりに聴き直した 泰然とした曲の運びはジュリーニのスタイルだ 細部のニュアンスも丁寧だが過度にならない鮮明さで表出される 豊かなブルックナー・サウンドが溌剌とされど品を保って広がっていく 美しい演奏だ 第1楽章の拍子とテンポ設定は妥当であり自然な流れは大きなうねりとなって聞き手を愉悦へ誘う 第2楽章もゆったりしたテンポで始まるが これはTrioでテンポを上げるための布石だ やや鈍重な印象は拭えない 第3楽章は遅すぎる ここでAdagio問題が浮上する 20世紀の演奏史において緩徐楽章が概ね遅すぎる傾向が顕著なのだ 様々に因があると思われるが 世界大戦があった社会的影響は外せないが ヴィブラート奏法の蔓延も小さくない要因だと思う ブルックナーに限らないが この水溜りを眺めるような最も非音楽的な情景展示的演奏が横行した スコアに還ろう このAdagioは4/4拍子でシンコペーションとアウフタクトから始まるモチーフの組み合わせによるフレーズが躍動感と推進力を求めていることは明らかではないか そして何よりもこの後に未完ではあってもFinaleの用意があることをわたしたちは知っている 恐らくジュリーニにはその意識がない このアダージョに終曲感を持たせようとしたが故か 未完は未完でいい 

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  • ★★★★☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  28/September/2016

    ウィーンフィルとの同曲の演奏をブラームス風と評するなら、このシカゴsoとの演奏は Rシュトラウス風と言い得るかもしれない。録音年代を考えると、あの時代にこの演奏が!とも思えるほど完成され切っている。全体の見通しは完璧で、ハード面?ではこれ以上は望むべくもないような名演である。もし難を付けるとしたら、ブルックナーらしい幻想性に欠けるということくらいか?

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