Symphony No.10 : Previn / London Symphony Orchestra
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 07/February/2019
戦乱の後の平穏な生活と静謐な心境が反映した滑り出しだと気を許していると 突如として眼前に現れる峻厳な峯 とぼとぼと分け入っていくが 甲高い罵声が降ってくる 奇声の雨の中を歩き続けて 疲れ切った身を引きずっていると奇妙な夜が帳を下ろす 夢の中も狂気の嵐が吹いている スケルツォである プレヴィンの切れ味は鋭い 恐ろしいのに回転する轍のリズムに乗って わたしも見えない闇の底に運ばれてしまう この第10交響曲には緩徐楽章がない 夢遊病患者があてどなく徘徊しているかのような第3楽章はAllegrettoだ 途中目覚めの合図のようなホルンの呼びかけに立ち止まりはするが 悪夢が醒めるわけではない 不気味な足音は聞こえている 何という陰鬱な音楽だ ジンタに乗って暴力の靴音が近づいてくる 抗っても渦に呑み込まれていく そして問題のフィナーレが来る 救いの覚醒は訪れるか どうしてもショスタコーヴィッチは希望の歌が歌えなかった おちゃらけて 茶化して お茶を濁した 答えのない繰り言が続く 限界だった この閉塞社会と真正面から向き合うことは二度となかった この演奏は真実をえぐり出している もしまだなら あなたも如何1 people agree with this review
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