Symphony No.8 : Previn / London Symphony Orchestra (1973)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 31/January/2019
中期の交響曲を貫いているテーマは鎮魂である ファシズムと戦争によって傷つき奪われた魂を惜しみ 恐怖と怒りを鎮めようとするショスタコーヴィチは交響曲にその想いを込めた 20世紀のロシアでしか書き得なかったシンフォニーは未来に残っていくのだろうか プレヴィンの選曲はショスタコーヴィチが止め得なかった表現意欲の結晶した高峰から高峰へと飛び移っている その最も高いピークが第8番だ 問わず語り 自問自答 決して応えが返ってこない繰り言のような音楽が行きつ戻りつしている 一時間を優に超える全5楽章は全体が葬送行進曲のようであり 心情の起伏が有っても当てなく彷徨い歩いているようでもある 実にフラストレーションが溜まる 大戦終結そして勝利が見えている時出てくる音楽ではない ソ連政府ならずとも扱いに窮する プレヴィンの音楽運びは細部を掘り出し克明に描きながらも悠揚迫らぬ明朗な歌いっぷりだ 殊更の共感の想いは奥に秘めて客観に徹している強靭な演奏は長い時間を越えて生き続けるだろう あなたも如何3 people agree with this review
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