Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
Piano Works: ルステム・ハイルディノフ
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ココパナ | 北海道 | 不明 | 07/July/2021
きわめて現代的な洗練をきわめたピアニズムを感じさせ、それがいわゆる往年の「ロシア・ピアニズム」と明確に一線を画している。収録曲の中ではラフマニノフのピアノソナタ第2番と、エヴラーの「J.シュトラウスの美しく青きドナウによるアラベスク」がとにかく見事。ラフマニノフのソナタでは、ハイルディノフの刹那刹那の感性のきらめきがたいへん印象的。技術的に卓越していて、清澄で音量豊かでかつスピーディーなピアノが楽しめるが、決して「弾き飛ばす」だけではなく、情感を湛えている。またその「情感」も、過度な色づけを施すような感じはなく、理知的にコントロールされていて品格がある。特に第2楽章のゆとりを保ちながら、ピアニスティックな美観を発揮させた音響は最大の聴きモノ。ポーランドのピアニスト兼作曲家が編曲したJ.シュトラウスの名曲「美しく青きドナウ」は演奏至難なピースとして知られているが、ハイルディノフのしなやかな演奏はほぼ完璧と言っていいほどで、技術的な演奏効果が様々にキマルのが大層心地よい。切れ味がありながら、原曲のニュアンスも十全に引き出していると思う。メロディの歌わせ方も悦に入ったもので、得意中の得意曲といったところかもしれない。併録のシューベルト、ショパンもよく整った演奏。0 people agree with this review
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