String Quartet, 15, : Miro Q
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 07/June/2017
超越した音楽 シューベルトはベートーヴェンの呪縛を 否 バロック以来の巨大な障壁をついに越えた ベートーヴェンですらバッハで頂点に達した対位法音楽から脱しきっていなかった ベートーヴェンの”第九”の衝撃から僅か二年後 同じ街に住むまだ三十歳に達していない青年が新時代を切り開いていた ここからロマンチック和声音楽は始まった ワーグナー ブラームスに至るまで影響を及ぼしたベートーヴェン音楽を軽々と飛び越えていった このグレート・クァルテットを味わえない聴衆は未だに多い ぜひこのミロQの演奏を聞かれることを奨める 長すぎる 繰り返しが多い 果ては魅力が薄いなど不理解による反応をよく耳にする これは単に演奏者に因がある 長すぎて退屈したとは言わせない演奏だ 何より高踏に堕っしていない 自然な息吹に洗われて実に清々しい 音楽が微笑んでいる 平明であり親しみを込めて語りかけてくる 肩の力を抜いて耳傾ければすっと心に流れ込んできて心が広がる この音楽はシューベルトの特色である旋律美もあるが 楽曲をを構成するのは動機の和声的展開であり 転調の連続が心臓部を成している 自ずと曲は巨大化した 第一楽章 スケルツォ ガロップのフィナーレは紛れもなく20世紀のミニマム・ミュージックの魁である 解脱の音楽 それがシューベルトだ2 people agree with this review
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