Le Sacre Du Printemps, Firebird: Tilson Thomas / Sfso
Customer Reviews
Showing 4 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 2 of 2 items
-




一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 30/April/2012
先ず本盤のジャケット・デザインが中々凝ったもので洒落ていることに注目しました。そして私のこのレビューでお断りしておきたいのは1997年収録のやはりストラヴィンスキー作曲のでギリシャ神話に題材を得たアンドレ・ジードの詩文による新古典主義的メロドラマ「ペルセフォーヌ」(三部構成トータルタイム47’46)は正直な処ちょっと馴染めなかったので対象外としました。さて、そうなると「春の祭典」(1913年にモントゥー指揮でパリにて初演)ですね・・・永い冬を経て春が訪れて来る自然の兆候と太古からの人間の営みそして部族入り乱れての祭典で老祭司が大地に祈りを奉げて乙女の生贄を通して大地と結びつく・・・「春の祭典」抜きではマイケル・ティルソン・トーマス(以下MTT)を語れないくらい彼にとってはこの曲は重要なレパートリーであり本盤以前1971年二台のピアノ版での録音(タイム第一部14’57、第二部18’08)盤と翌1972年ボストンSOを振っての演奏盤(同第一部16’08、第二部17’52)はどちらも大変話題になったそうです。本盤はそれから四半世紀後の1996年MTTが52歳の時に手兵SFSOを指揮した演奏(同第一部15’41、第二部18’17)でやや音色が明るいというかSFSOの響きのドライさと相まって切れの良いシャープな運びになっております。MTTはロシア系移民の流れを汲み祖母からロシア民謡を聞かされたりロスアンゼルスでストラヴィンスキーの演奏に接したり又更に演奏の阿吽の呼吸を直伝で継いだりした強みがストラヴィンスキー作品を積極的に採り上げる事にも繋がっているわけですが、流石この頃五十歳を超えた頃になるとかねてのリズムの切れ、スピード感に円熟味も加わり単純にロシアン・バーバリズムが取り仕切るのではない仕上がり感になっております。オーケストラコントロールが行き届いて繰り返される楽器咆哮も土着泥臭さとは一線を隔し高揚感を楽しみつつ聴き易く思われました。「火の鳥」はMTT初録音(1998年、トータルタイム47’33)だそうでこのロシアン・バーバーリズムスタート曲を実に明快にシェープアップして提示してくれている演奏かと思われます。王子イワンが火の鳥の力を借りて凶悪魔王城に閉じ込められた王女を救うというストーリーのこのバレエ音楽を「春の祭典」以上にパワフルにしかもスッキリと進め「決まるべき処にちゃんと決まった」色彩感溢れた演奏で輪にかけて録音の良さも素晴らしいですね。将来に渡って残るべき名盤とは思いますが誰しも思うのはやはり「ペトルーシュカ」も入れて欲しかったのが正直な感想で冒頭メロドラマを個人的に考慮して★一つ保留しておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
-




新宿系歌舞伎町 | 東京都 | 不明 | 07/February/2005
プロムシュテットの以後のSFSOは実に素晴らしい。このディスクを聴いて改めて思った。クラシック不況でプロムシュテットの「英雄の生涯」の再録プロジェクトが立ち消えになっているのが残念だ(それとも録音はしたが発売してないだけなのだろうか?) T-トーマスの話に戻せば、これほど素晴らしい「春祭」を聴かされると、より難しい初演版での演奏を聴きたかったと贅沢な望みを抱いてしまう。彼は順調にキャリアを積んでいる。私のもぅ1人のお気に入りW-メストと共に次代のトップ指揮者になる人物だ。1 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items
