古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  13/February/2020

これはこれで立派な演奏です。 ある意味で「こうあって欲しい」と思うショパン演奏の典型の一つでしょう。６０年代中心の録音ですが、音もよく採れています。 しかし、ホロヴィッツによって初めて「ショパンは面白い」と感じた私にとっては、どうしても「もうあと一つ」を求めたくなります。 あの「ギラギラッ」とした雰囲気が欲しいのです。

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  30/October/2008

HMV常連レビューアーは、音質にコメントしていませんが、かなり作られたノイズリダクションを感じます。スペアナは取っていませんが、音が古く感じられる部分もあります。EMIフランソワのように雰囲気を残すとホワイトノイズが残りますが、このリマスタリングでは、ノイズは軽減されても失うものも出てきてると思います。このリマスタリングも世に出て15年が経過します。この全集は、最善の知識をもったリマスタリングを要求していると思います。次期に期待。

 

ふぁびあん  |  倉敷市  |  不明  |  22/December/2005

楽譜を見ながら（完璧に近い譜読みやねえ。凄い！）あるいはボーッとしてＢＧＭ的に。実に楽しめまっせ。それに安いわ（昔レコードで必死こいて集めた日々が懐かしおま）クラシック普及に貢献する企業努力。マジ感激や！（実演を提供している側の事務所や主催者もこの努力をせんとＣＤだけのクラシックになってしまうで！ホンマ）ところで協奏曲第1番の演奏は、ブルーノ・ワルター指揮のオケ伴で録音した、あの恐ろしい凄さはこのスタジオ録音盤にはありまへんな。芸術の域に真に達するのとその逆のことはやはりライヴでしょうなあ・・・