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Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD Cantatas Vol.14 : R.Lutz / J.S.Bach Stiftung Orchestra & Choir

Cantatas Vol.14 : R.Lutz / J.S.Bach Stiftung Orchestra & Choir

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    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  25/August/2019

    Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第14集。今回の3曲はいずれもとびきりの有名曲ではありませんが、演奏の質で言えば、これまでのRudolf Lutzらのカンタータ・シリーズ中でも特に成功した盤ではないでしょうか。まず、J.S.Bachのライプツイヒ一年目に、市参事会式典のために作曲した大規模なBWV119「エルサレムよ、主を誉め称えよ」は、厳密には世俗カンタータとの境界域にある作品ですが、世俗の祝典作品らしく屈託の無い華やかで明るい音楽に満ち溢れており、Rudolf Lutzらの高度な技量をベースにした、生命感のあるリズム・テンポによる新鮮な演奏が、過去のいずれの演奏よりも素晴らしい名演奏を生み出しています。次のBWV163「各々に各々のものを」は、一転して独唱主体にしたどちらかといえば、派手さのない沈痛なヴァイマール・カンタータですが、小規模な作品の集合ながら、一品一品にしみじみとした美しさが溢れており、演奏はそのさりげない美しさを蔑ろにせずじっくりと表現しています。この曲も鈴木雅明やLeusingなど、過去の複数の演奏(すべて聴いたわけではありませんが)を上回る好演と言えそうです。最後のBWV93「ただ神の御心にまかすもの」も、小規模ながらK.Richterの好演があり、それ以上に第4曲の二重唱がオルガン用の「シュプラー・コラール集」に編曲されて親しまれる名曲ですが、これも現在のピリオド楽器による演奏としては技術的・質的にトップクラス、しかも決して独りよがりの再現でない、曲の魅力に寄り添った謙虚な好演です。全体として3曲すべてが、現在この団体がピリオド楽器によるカンタータ・シリーズとしては、質的にトップであることをはっきり示す演奏であり、多くのJ.S.Bachファンにお薦めして差支えない盤と思います。

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