Violin Concertos: Shaham, Sinopoli / Po
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 09/February/2011
私がシェハムの演奏を聴き出したのはシューベルトのヴァイオリン・ソナタ等を弾いた盤からでその時の印象が本盤でも垣間見えました。1991年収録というからシャハムが二十歳の頃の演奏のシベリウス協奏曲、演奏タイムとしては@15’35A8’07B7’17とマァマァなところでしょう。バックはシノーポリ/PHOですが録音自体ヴァイオリンが前面に出た感じで割りと線の太いたっぷりその技術芸を聴かせてくれます。第1楽章、スタート辺りはヴァイオリンが先行する曲なのでオーケストラが全開するまでとにかく自在に胸すくボウイングで圧倒します。オーケストラ全奏は低音を強調して「山」「谷」をつけ比較的速いテンポで過ぎ再びカデンツァ気味のヴァイオリンは引っ張る処は充分引っ張りとにかくよく「歌う」シベリウスと思いました。従って感情込めが深く息遣いも深い演奏・・・果たしてこれがシベリウスかどうかは別にしてある「新鮮さ」は聴けましょう。第2楽章、管が主部へ導きながらヴァイオリンはやはり明確にそのポジションを主張・・・間を伴った見得切りも楽しいですね。オーケストラも我を出して時には性急さを織り交ぜ焦燥感を駆り立てます・・・この辺りがシノーポリの上手さなのでしょう。しかし他の演奏では普通聴こえないヴァイオリンの流れがちゃんと聴こえるのは雄弁というより少し録音の不自然さも感じました。民族舞曲の様な最終楽章、悪魔の踊りの様に曲が進みますが相変わらずヴァイオリンは前面押し出し状態。山を作りながら最後〆は駆け上ってチョン。とにかく存在感のあるヴァイオリンが特徴の演奏であり録音でありますが息のむ思いもした事も事実であります。チャイコフスキーの方(1991年録音、タイム@18’13A 6’57B 10’12)は未聴なのですがシャハム、シノーポリどちらもユダヤ系である処から来る訴求力は期待されましょう(なお、シャハムは2004年このチャイコフスキー協奏曲をシンガポールの楽団と収録している様です)、シベリウス、チャイコフスキー面白い組合せ盤です (タイムについては盤により多少異なる場合があります)。0 people agree with this review
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