京都ぎらい 朝日新書
Customer Reviews
-




(1 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-




禅済 | 三重県 | 不明 | 02/July/2021
若い頃から京都へ出かけることが多いので、京都人について巷間よく言われていることながら、興味深く読んだ。もう30年も前になるだろうか、在野で仏像の研究をしている知人と一緒に京都の某有名観光寺院に行った時のこと、“撮影禁止”の札が出ていない仏像があったので「写真を撮ってもいいんですが」と尋ねたら一言「3万円いただきましょ」との返事。その人を見下したような態度に「そんな無理無体を言うなら最初から撮影禁止としておけばいいじゃないか」と思い、その寺へはその後一度も行っていない。が、この書を読んで「それが京都の標準なんだ」と初めて知った次第。ある時にはやたらクソ丁寧な応対をされたことがあったが、京都の知人が言うには「それが京都特有の慇懃無礼というのだ」とのこと。私は京都人ではないので何も気にせず素直に謝辞を述べて終わったけれど。もっとも、ここで描かれている気位の高い人はごく一部の人たちなんだろう。京都には友人、知人が多いけれど、そのような人は一人もいない。京都を一括りしては気の毒だが、読み物としては面白い。ところで井上章一さん、京都の悪口を書いているようで本当のところ京都が好きなんじゃないかなあ、と感じさせるふしが随所にある。テレビでもよく見かけるが、きっと味のある人なんだろうなあ。お会いしたことは一度もないけれど。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
