Piano Concerto: S.richter(P)matacic / Monte-carlo National Opera O
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エーテルの風 | 長野県 | 不明 | 29/June/2011
グリーグ&シューマンのカップリングCDでは、ルプー盤とこのリヒテル盤とが双璧と言える。外面的な美しさではルプー盤が勝っているものの、リヒテル盤は、我を忘れて没入?してしまうような磁力を感じる。惜しむらくは録音だ。LP盤ではそれほど気にならなかったのだが、CD化されて音質が干からびてしまったような感がある。0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 11/May/2011
全盛期のリヒテルのピアノ演奏の凄さを味わうことができる一枚だ。リヒテルのピアノは、何と言ってもそのスケールの雄大さが際立っていると言える。グリーグとシューマンのピアノ協奏曲をカプリングしたCDは数多く存在しているが、演奏のスケールの大きさにおいては本演奏は随一と言えるだろう。かかるスケールの大きさはあたかもロシアの広大な悠久の大地を思わせるほどだ。このような音楽の構えの大きさは、詩情の豊かさが勝負のシューマンのピアノ協奏曲においては若干の違和感を感じさせなくもないが、グリーグのピアノ協奏曲においては見事に功を奏していると言えるのではないだろうか。また、その卓越した技量も特筆すべきものがあり、両演奏ともに強靭な打鍵から繊細なピアニッシモに至るまで桁外れの表現力の幅の広さを披露している。各曲のトゥッティに向けての畳み掛けていくような気迫にも渾身の生命力が漲っており、その圧倒的な迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分であると言える。こうした極大なスケールのリヒテルの力強いピアニズムに対して、マタチッチの指揮も一歩も引けを取っていない。その巨体を生かしたかのような悠揚迫らぬ重厚な音楽は、リヒテルのピアノを効果的に下支えするとともに、スケールの雄大な本演奏に大きく貢献しているのを忘れてはならない。オーケストラは二流のモンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団であるが、ここではマタチッチの確かな統率の下、実力以上の名演奏を展開していると言える。いずれにしても、両演奏ともに素晴らしい名演であり、とりわけグリーグのピアノ協奏曲については、同曲演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。録音については、従来盤が今一つ冴えない音質であったが、HQCD化によってある程度は満足できる音質になるとともに、若干ではあるが音場が幅広くなった。もっとも、抜本的な音質改善が図られたというわけではないので、リヒテル&マタチッチによる至高の超名演であることも考慮して、今後はSACD化を行うなど更なる高音質化を大いに望みたいと考える。2 people agree with this review
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影の王子 | 大阪府 | 不明 | 03/October/2010
リヒテルとマタチッチ、両横綱ががっぷり四つに組んだような演奏だ。この激しさと迫力は尋常ではない。曲の詩情や繊細さをブチ壊す一歩手前でギリギリ踏みとどまっている。まるでリストだが、両作曲家とも交友があったわけで、この演奏の説得力はたいへん高い。録音もEMIにしては良好。しかし、なぜモンテ・カルロのオケなんだろう?0 people agree with this review
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