Scheidemann, Heinrich (1595-1663)

CD Organ Works: Foccroulle

Organ Works: Foccroulle

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    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  16/August/2019

    恥ずかしながら、H.Scheidemannの作品をまとまって聴くのは初めてですが、作品・演奏ともに非常に質の高い盤と思いました。Frescobaldiの同時代人で、Sweelinckの高弟であったScheidemannのオルガン作品は、Sweelinckと同様、非常に堅固な音楽構築に北ドイツーフランドル特有の豊かな幻想性を纏わせ、外見上の華やかさとは無縁の、あくまで教会音楽としての深みを追求していきます。こういった構築性の高い音楽の再現において、現在Bernard Foccroulleの右に出るオルガニストはなく、期待通り、一点一画をも揺るがせない明瞭な演奏を聴かせてくれます。Foccroulleの演奏としては、どちらかといえば少し前(20年くらい)に属するからか、近年のフーガの技法などよりは、やや自由で開放的な雰囲気の演奏(それほど緊張感の高くない)ではありますが、これは作曲家の初期ドイツバロック・オルガン音楽としてのある種の初々しさに適合する演奏を(あるいは)意図したせいかも知れません。いつものFoccroulleらしく、力ずくでねじ伏せるようないかめしい部分が一切無い、隅々まで穏やかな演奏なのですが、今回は特に随所に花開くような美しい瞬間がいくつも用意されており、長時間の演奏であるにも関わらずいつのまにか聞き通してしまいます。いずれにせよ、J.S.Bachに至るバロック・オルガンの重要な巨匠の真価を十二分に堪能できる良演盤として、多くの方にお薦め出来ると思います。例によって、Foccroulleによる解説もきわめて誠実で充実しています。

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