before light
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micarosu | 神奈川県 | 不明 | 04/October/2015
音という空気の振動の中に、どうしてここまで感情と空気感を込められるのだろう。 アルバムの始まりを告げる「morining haze」。 そこにはタイトルにもある朝靄とともに湿度を感じた。 それは朝靄そのものであり、僕の涙でもある。 多くを語らずとも音の中でその感情を聴かせることで、綴られた言葉がより鮮明に、でも溶け込むように響いてくる。 最後の”痛いな”は胸が締め付けられそうになるくらいの深みがある。 そこから「decide」、「yours」と終わりを感じさせるミディアムテンポのナンバーで、最後のコーラスまで息をつかせない展開を聴かせてくれたかと思えば、中盤の楽曲では心の奥に抱えきれなくなった感情の吐露が切なく響く。 沈みかけた心に「madder」のリズムと言葉が微かな光を灯し、最後の「before light」で色んな感情が込み上げてきて涙を見せるが、全てを受け止めることができて前を見ようとしている姿がどことなく感じられ、切なくも温かい気持ちを持った余韻に浸らせてくれる。 メロディや言葉の良さだけでなく、それを響かせる音としての素晴らしさ。 それが十二分に感じられる一つの名盤。 自然な気持ちで聴いてみて欲しい。0 people agree with this review
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