Rameau, Jean-Philippe (1683-1764)
Pieces pour Clavecin : Bertrand Cuiller (Cemb)(2CD)
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 20/November/2019
目立たないが、とても好感の持てる演奏と思います。J.P.Rameauのクラブサン全集は少し前にM.Esfahaniの鮮烈きわまりない演奏が忘れられませんが、このBertrand Cuillerの全集は発売時期もEsfahaniとそう離れておらず、どちらも新進気鋭の若手チェンバロ奏者ということで、どうしても比較したくなるのが人情ですが、同じ若手が同じクラブサンを弾いてもこれだけ違うのか、正直ちょっと驚きでした。ナント生まれ、生粋のフランス出身であるCuillerの演奏は、テンポ、リズムなどEsfahani同様新鮮で現代的ではあっても、その演奏の微妙なニュアンス、フレーズの歌い方、リズムの揺れなど、非常に細やかで繊細、月並みな言い方ですがやはりフランス的としか言いようの無いエスプリに満ち満ちており、逆にCuillerを聴くとEsfahaniのRameau演奏に足りなかったものは何か、よく判るように思います。その味わいの特質が最もよく判るのは、1724年のPieces de Clavessinの諸曲で、La Rappel des oiseaux, Rigaudons, Tambourin, Les Soupirsなど、フランスに生まれ育った芸術家でなければおそらく出せない自然な息遣いに溢れ、限りなく魅力的です。。その一方で、CD後半のNouvelles Suites de Pieces de Clavessinに含まれる、非常に構造的な曲ーGavotte et Doublesなどーにおいては、全体の構造の厳格な把握が今一つで、聴いていて一本調子で疲れる瞬間も散見され、ここらへんはEsfahaniの現代的かつ構築的な演奏や、Peter Jan-Berderの広範な歴史的素養と経験をベースにした演奏には及ばないと言えるかも知れません。しかしながら、それでもこれだけ繊細な味わいを有するRameau全集は、決してそう多くはないことを考えると、貴重な良演集と言えるのではないでしょうか。今後におおいに期待したい演奏家であり、バロック音楽がお好きな方には、一聴していただく価値が十分あると思われます。0 people agree with this review
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