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Julia Hulsmann / Theo Bleckmann

CD Clear Midnight: Kurt Weill And America

Clear Midnight: Kurt Weill And America

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    hiro  |  愛知県  |  不明  |  01/April/2015

    Julia Hulsmannは、1968年ドイツ生まれの女性ピアニスト。ECMからピアノトリオ作品「The End Of A Summer (2008年3月録音)」「Imprint (2010年3月録音)」、そしてトランペットが加わった「In Full View(2012年6月録音)」といったリーダー・アルバムを発表してきました。 この「A Clear Midnight - Kurt Weill and America」には、更にヴォーカルが加わっており、Julia Hulsmann(ピアノ) 、Tom Arthurs(トランペット・フリューゲルホーン) 、Marc Muellbauer(ベース) 、Heinrich Kobberlingt(ドラムス) そして、Theo Bleckmann(ヴォーカル) の編成。録音は2014年6月、オスロにて。 Bleckmannは、1966年ドイツ生まれのヴォーカリストで、Winter&Winterレーベ ルなどから数多くのアルバムをリリースしています。 革新的なヴォーカル・パフォーマンスで知られるMeredith Monkの「mercy(2002年3月録音)」「impermanence(2007年1月録音)」(共にECM作品)に参加しているのが興味深いところ。 そのBleckmannのヴォーカルは、12曲中10曲にフィーチャーされています。 本作は、タイトル通り、12曲中9曲がKurt Weillの作品で、残りがHulsmannのオリジナル(7.8.9曲目)。 Weill(1900年〜1950年)は、「三文オペラ」で有名なドイツの作曲家で、後の音楽家、ロック・ミュージシャンなどにも大きな影響を与えてきました。あのThe Doorsも「Wiskey bar(Alabama Song)」でWeillを取り上げています。 よって、聞き覚えのある曲が多く、演奏もヴォーカルもソフトであり、すんなりと この世界に浸ることが出来ると思います。 曲調は、全体にスロー又は、ミディアムテンポで大人のムードが充満。そして、ミュージカルのような雰囲気が漂うのは、Weillの作品を取り上げているからで しょうか? Bleckmannの中世的なヴォーカルが、このアルバムの印象を決定付けているように思えます。 言葉を噛みしめるように歌うBleckmannのヴォーカルは夜のイメージで、ECM作品の 中でも飛び抜けて美しく響くHulsmannのピアノは昼のイメージ。この2人の絡み は、時の移ろいを音で表現しているかのよう。 そんな中で9曲目の「Beat! Beat! Drums!」は、かなり現代的なアレンジで、BleckmannがMeredith Monkのアルバムに参加したことが理解できるような、斬新な歌唱を披露。 更に、10曲目「Little Tin God」も、モダンなアレンジで、演奏の自由度も高くなっています。 また、フロント楽器のトランペットは控えめで、ヴォーカルの引き立て役のようで もありますが、6曲目「River Chanty」では、ヴォーカルに代わって見事なソロを聴かせてくれます。 本作は、Hulsmannの才能が十分に発揮されたアルバムであり、これからも意外な ミュージシャンとのコラボレーションを期待したいと思います。

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