Chopin (1810-1849)

CD Preludes, Etc: Lortie

Preludes, Etc: Lortie

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    北風の感想  |  地球  |  不明  |  29/November/2008

    例えば収録曲で比較した場合。単純に指の運動性ならばルガンスキやキーシンのほうがよく動いている。しかし、音色を練り適切に振り分ける技術や縦の線を描き分ける技術は確かに「現在最高」として間違いない。これほど強固なバランスに裏付けられた演奏も珍しい。私は「ひのき饅頭」さんのようなマトモな人と意見交換したいのが本望なのだが。誉めるにしろ、疑問を表明するにしろ、指摘は正確に行わないと駄目だ。心ある消費者はそれだけで敬遠する。

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    ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  09/October/2007

    私の安物コンポのせいか、若干残響が多くぼやけた音に聴こえます。演奏はタメが多く少し好みとは違うんですが完成度は高いです。彼の演奏は触れば崩れ落ちそうな精巧なバランス感覚みたいなものがあって、他の人がこんな演奏をするとあっと言う間に曲が瓦解するんじゃないかと思うんです。彼はアシュケナージの様に美音と歌い回しの上手さでお茶を濁したりせん(アシュケナージは上手いんですがすぐにこう言う演奏をしますよね)。真正面から挑むけれど没頭し過ぎず、しかし突き放し過ぎない曲との距離感がロルティの強みの一つだと思います。

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    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  26/March/2006

    ピアニストには自分の音楽を展開するタイプと、楽譜を読み込み、忠実に再現を試みるタイプがある。どちらが難しいかというと、それは後者で、どれだけ追求しても完璧ということはあり得ない。なぜなら、楽譜や音楽は視点を変えることで、いくつもの読み込みが可能だからだ。自分の音楽も大切だが、思考的には楽な方法だ。絶対的な基準・表現は無いかもしれない、いや無いだろう。それでも己の信じる音楽のあるべき姿を全身全霊で真摯に追求する音楽家を、私は尊敬する。精錬を極めた現代最高の技術が、音楽の新しい可能性を切り開いていく。

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