Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Keyboard Works -Archiv Recordings : K.Gilbert(Cemb)(10CD)
Customer Reviews
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NAKAKO | 長崎県 | 不明 | 03/May/2020
私もこの演奏は好きです。チェンバロという楽器の特性を生かし、その乾いた響きよなかに、心というか魂のほのあかるい、あたたかいものが通っています。0 people agree with this review
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 16/August/2016
若干、記憶が曖昧で自信のないところもありますが、この10枚中、Disc1-6,8は初出時、日本発売は無かったのでは無いでしょうか。Disc10は実質Trevor Pinnock/English concertの名高い協奏曲全集であり、するとKenneth Gilbertの独奏盤で過去に日本盤が出たのはDisc7,9のみとなります(Disc9の末尾にはPinnock/English concertのBWV1060が入ってます)。その2枚はどちらも、自分はLP発売時に購入して持っていました。Kenneth Gilbertは、1970-1980年代当時Pinnock、Coopman、Hogwoodらの上、Leonhardtらのすこし下の世代として、国際的に活躍されたにも関わらず、そのArchivの主要録音の大半が日本発売されてないのが、日本のクラシックマスコミからいかに無視されていたかの証明です(Leonhardtらと違って、全く指揮をやらなかったのも一因でしょうが)。個人的に平均律は入手したくて長年探していたので、今回全集中の一部としても聴けたのは嬉しい限りです。その平均律ですが、これだけの名演奏がこれまでほとんど日本で言及されていないのは、日本の音楽ファンにとって不幸だったのではないでしょうか。K.Gilbertは思い返せば、チェンバロ演奏技術の確かさではおそらく先に挙げた名手を凌駕しており、この平均律もひょっとすると技術的に、平均律の録音史上ではトップかもしれないくらい(ルセの1巻が揃えば負けるかも)、安定した演奏です。それはもちろん技術が優れているだけでなく、各曲の細部に至るまでの分析を経た解釈が、どこをとってもBachの音楽構造の再現に忠実だからで、これは演奏者だけでなく様々な楽譜の校訂を行ってきた古学研究者としてのGilbertの深い学識に裏付けられたものでしょう。もちろん、Leonhardtの西洋音楽史を鳥瞰するような幅広い演奏に比較すると、若干硬く一本調子な面もないではありませんが、その代わりにGilbertの演奏には年齢がだいぶ下のPinnockらに通じる非常に現代的に新鮮な息吹が感じられます。これはあるいはGilbertが、G.Gouldらと同じくカナダ出身であることが影響しているかもしれません。とにかくこの平均律は2巻通じて、自分が知る限りではチェンバロ演奏によるものの中では、数年に一度も見ないくらいのレベルの高い、誠実なものであり、現代でも全く遜色はありません。お薦めです。他の演奏では、インベンションが美しく堅実で、これもチェンバロ演奏ではこれ以上のものはあまり思い当たりません(ピアノではGouldの絶対的!名盤がありますが)。あと、個人的にお薦めなのは、もう一つ日本既発売のDisc9で、Bachの隠れた傑作BWV933-938をはじめ、これもGouldの同種盤と並ぶ生命力に溢れた名演集です。トッカータ集やフーガの技法など、やや食い足りない部分もあり、ここにEnglish Concertを入れるのもどうかとも思いますが、少なくとも平均律全曲だけでも値段(自分は4500円)を遥かに上回る価値が十分あるのではないかと思います。4 people agree with this review
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