Debussy / Ravel

CD String Quartet: Carmina.q

String Quartet: Carmina.q

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  18/October/2010

    カルミナ四重奏団は、現代における気鋭の弦楽四重奏団である。その前衛的とも言うべき切れ味鋭い演奏は、品格をいささかも失うことなく、高踏的な芸術性を維持している点が素晴らしい。本盤のドビュッシーとラヴェルというフランス印象派の二大巨頭による弦楽四重奏曲についても、そうしたカルミナ四重奏団ならではの前衛的とも言うべき切れ味鋭い名演と高く評価したい。ドビュッシーの弦楽四重奏曲は、作品番号は10番という若い番号ではあるが、かの牧神午後への前奏曲という最高傑作と同時期の名作である。それだけに非常に充実した書法で作曲されているが、カルミナ四重奏団の手にかかると、第1楽章の緊張感溢れる演奏の凄まじさからして圧巻だ。第3楽章の抒情も、哀嘆調には陥らず、どこまでも現代風の知的な表情を失うことがない。終楽章の締めくくりのテンションも異常に高く、いかにもカルミナ四重奏団らしい革新的とも言うべき名演に仕上がっている。ラヴェルの弦楽四重奏曲も名演。特に、第2楽章のリズミカルな楽想や、終楽章の異常なテンションの盛り上がりは、正にカルミナ四重奏団の真骨頂とも言うべき前衛的な表現と言える。Blu-spec-CD化によって、音質が更に鮮明さを増したのも嬉しい。

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