Comp.cello Sonatas: Du Pre(Vc)Barenboim(P)
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 13/November/2010
ベートーヴェンのチェロソナタ全集には、世評では、ロストロポーヴィチ&リヒテル盤と、フルニエ&ケンプ盤が双璧の名演と言われ、これまで多くの評論家の間で、両盤の優劣について様々な批評の応酬がなされてきた。確かに、両名演は素晴らしい。どちらの名演にもそれぞれ素晴らしい点があり、私としても、どちらかに軍配を上げるということははっきり言って不可能だ。それ以外にも様々な名演があるが、やはり、この両盤に敵うものではないと言ったところではないだろうか。本盤は、録音がこの当時のものとしては悪いという難点はあるが、演奏内容だけをとれば、この両盤に何とか対抗し得るだけの名演と評価できるのではないかと考えている。それは、デュ・プレの命懸けの気迫溢れる演奏によるところが大きい。デュ・プレが、悪魔のような病を発症する直前の演奏であることもあり、何かに取りつかれたような底知れぬ情念のようなものを感じさせる。こうしたデュ・プレの驚異的なチェロを力強くサポートした、当時の夫であるバレンボイムも、重量感溢れる力強い演奏を行っている。そして、その後の、デュ・プレの悲劇を思うと、演奏以上の感動を覚えるのも、私だけではないと考える。本盤の欠点は、前述のように、録音がイマイチであるということ。これは、HQCD化によっても克服されず、それだけが非常に残念だ。3 people agree with this review
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