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Wagner (1813-1883)

SACD Orchestral Music Vol.2 : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Berlin Philharmonic (Hybrid)

Orchestral Music Vol.2 : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Berlin Philharmonic (Hybrid)

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    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  07/August/2011

    本CDもSACD化の成果が目覚ましい。一番の聴きどころは、「トリスタン」前奏曲と愛の死、「パルジファル」前奏曲と聖金曜日の音楽だろう。壮年時代のフルトヴェングラーとベルリン・フィルの黄金時代の最上の記録である。トリスタンでは、オーケストラをドライブさせながら感情のほとばしりを見事に表現しており、戦後のフィルハーモニア管弦楽団との全曲盤といえどもこれには及ばない。「パルジファル」はスカラ座との全曲がその昔、発売されるといった予告も為されたがそれはぬか悦びとなった。しかし、抜粋で充分お釣りがくるというものだ。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  30/January/2011

    第1集と比較すると、いずれも録音年代が古いだけに、音質においてやや分が悪いことは否めない。しかしながら、この年代の録音にしては、素晴らしい高音質に蘇っており、演奏の質の高さも含め、至高の名SACDとして高く評価したい。少なくとも、初期盤や、その後に何度も繰り返されたリマスタリングCDとはけた違いの高音質であると言える。冒頭の「さまよえるオランダ人」序曲の圧倒的な音場、音圧からして、その圧巻の迫力に大変驚かされる。演奏内容も、フルトヴェングラーならではの振幅の激しいものであり、終結部のゲネラルパウゼなど、いささかやり過ぎのきらいがないわけではないが、音楽が矮小化することがないのは、さすがの至芸と言える。「トリスタンとイゾルデ」は、さすがに30年代の録音だけに、音質はいささか古いが、それでも、望みうる最大限の音質の鮮明化は施されているように思われる。フルトヴェングラーは、後年、このオペラの全曲をスタジオ録音しているが、演奏自体は、本盤の方がはるかに上。同曲の不健康な官能美を、いささかも感傷に陥らず、高踏的な崇高さで描いたのは見事と言うほかはない。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の第1幕への前奏曲は、最もフルトヴェングラー向きの作品だけに、あたりを振り払うかのような峻厳たる威容は、他のどの演奏よりも素晴らしいと言える。そして、本盤の白眉は「パルシファル」だ。その中でも、聖金曜日の音楽の純音楽盤は、他にもきわめて録音が少ないが、これまではフルトヴェングラー盤の音質が悪いだけに、窮余の策としてワルター盤を最上位の名演に掲げてきたが、今般の高音質化によって、かなり満足できる音質に生まれ変わっており、今後は、このフルトヴェングラー盤をより上位に置きたいと考える。

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