Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Cantatas Vol.7 : R.Lutz / J.S.Bach Stiftung Orchestra & Choir
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 11/February/2019
Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第7集。今回は復活祭用の第159番を、三位一体節用のカンタータ2曲(第38番、第139番)が取り囲む構成。いずれも超有名曲とは言えませんが、中では冒頭の第38番「深き淵より」が、K.Richterの往年の名演奏もあって、最も良く知られているでしょうか(第139番もRichterの名演があります)。その第38番ですが、Rudolf Lutzにしてはあまりリズムやフレーズを際立たせない、どちらかと言えば穏健な演奏と考えられ、信仰心を強烈に押し出したK.Richterの演奏に較べると、あまり印象は強くありません。しかしながら、例によって確かな器楽演奏技術と、超一級ではなくとも堅実なソロ歌手陣、そして目立たないながら隅々まで考え抜かれたRudolf Lutzの解釈によって、間違いなく上質の演奏が聴かれ、おそらくピリオド演奏によるものとしてはトップと言えるのではないでしょうか(今回の3曲はS.KuijkenのOVPP選集に含まれてません)。復活祭用の第159番はさらに渋い曲ですが、曲の真価を決して損なわない、素直で上質な演奏ですし、最後の第139番も、やはりK.Richterの力強い演奏に較べると温和ですが、曲そのものの本来の性格を考えると、本盤の力みがなく、美しい自然な演奏の方が相応しいとも考えられます。曲の解釈、演奏技術、隅々まで手抜きの無い誠実な演奏集として、やはり第一にお薦めできる良演ではないでしょうか。0 people agree with this review
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